伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
人生の終わりの後にある人生
叔父が亡くなった。

口数の少ない人だったけど、とても優しい人で、お世話になりっぱなしだった。
子供の頃に、一緒に海に行き、私を背中に乗せて泳いでくれたときのことを思い出す。。。

叔父が亡くなった、とメ-ルがあったので、実家に電話をすると、一通り話した後、母が
「そちらに行けなくて悪いね」との私の言葉に、
「ほらね、こういうことがあるのよ。。。」と言った。

結婚する前に、私は「イタリアでは、死んだら火葬をしてもらえるか?」ということを尋ねたことがある。火葬はしてもらえるが、特別な手続きが必要で、一般的な弔い方ではないとのことだ。

墓地に行った。
イタリアの墓地は日本の墓地とは異なり、工夫をこらされた彫刻や、故人の写真が飾られていたりと、故人との距離が近くに感じられる。遺体は、土に埋葬されるものや、壁に引き出し式に安置され、漆喰で塗りこめられているものが主だ。家族がある程度富裕ならば、廟を持つこともできる。

火葬された人の骨は、この漆喰の壁の端の一番下に火葬を望んだ人たちの骨と一緒に収納されていた。故人の写真もなく、小さな造花の花束が飾られていた。。。

もし国籍の異なる人との結婚を考え、相手の国に住むことも視野に入れている人は墓地を見に行くといい。

イタリアという国に憧れ、昨今流行(?)らしい「イタリア人と結婚して、イタリアに住む!」という志の人にも、一度墓地へ行ってみることをおすすめする。

人生は長い。。こんなことを考えるの早いのかもしれない。
でも人生の終わりは、皆に訪れる。
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by zefiro04 | 2005-03-23 17:42 | ほんの日常
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