伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
日本語のできない日本人
欧州某国に嫁いだ友人から電話がありました。今は子育てに追われ、忙しい毎日なんだそうです。話しの流れから、「日本語教えてるの?」と聞くと、「えっ、教えてないよ。やっぱ、教えた方がいいのかなぁ」と言うので、「日本語できなかったら、両親や親戚と話しできないじゃん」と答えときましたです。

やはり両親のどちらかが日本人であれば、日本語を教えてナンボ。と固く信じる頑固者の私デス。でも世の中は必ずしもそうではないらしく、両親が日本人であっても日本語なんかイラナイなんて場合もあるようです。

以前、ご夫婦共々日本人のイタリアに住む女性と話しをしたことがあります。彼女のお子さんの話しになり、そんな流れから「日本人学校に通ってるんですか?」と聞くと、「あぁ、うちは日本語なんかできなくていいから通わせてないです。むしろイタリア語の方をできるようになって欲しいし」と言うてました。

・びっくり

なんでも、日本人社会が大嫌いなんだそうです。でもそういう彼女は、友達も日本人、ダンナさんも日本人。。なんだけどなぁ。。色々あったんですかね。。

随分前に、『天才たけしの元気がでるテレビ』ってのがありましたよね。そこのある企画で、両親が日本人と(確か)英国人で、日本に住むハーフの男の子のお悩み解決というのがありました。彼の悩みは、父親が英国人なのに、英語が話せない。というものでしたです。外見も欧州人なのに、日本語しかできず、日々『百万人の英語』を聴いたりして涙ぐましい努力をしているのだが。。さっぱり。。なんだそうです。番組側は、まずどのくらいできないのかを見てみよう。と英語圏の同年代のグループを見つけ、話しかけさせるのですが、「ハ、ハロ・・;」と話しかけるも後が続かず。。「なに?英語で話せよ」とツッこまれるも言いかえす言葉みつからずで退散。ってな流れだったと思います。

もしかして、人って自分のルーツを知りたいという欲求が生まれたときからすでにインプットされてるんじゃないですかね。そして言葉というのは、ルーツと深く結びついてる。もちろんアイデンティティとも。

語学のクラスで作文を書かされたときに、上記の日本人ご夫婦との出会いと母国語のことについて書いてみたのですが、教師は私が何を書いてるかイマイチ分からなかったようです(私の伊語力のなさもありますが。。)。口頭で、日本人だけど日本語はイラナイと考えてる人もいる。と言うも、やっぱりピンと来なかったようです。そこで、アイデンティティと母国語というのは、私はイコールと考えるがそうは考えない人もいる。ということを書きたかったんスよ。と言うと、ポカンとしてましたですね。で、「えっ、そんなん当たり前じゃない」。「。。。」。どうやら当たり前すぎて今更そんなことを作文に書くことがピンと来なかったらしいデス(って、語学力のなさもありますが。。あっ、シツコイ?)

日本語のできない日本人。。う~ム、考えちゃうなぁ。
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by zefiro04 | 2006-02-10 19:44 | ことば
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