伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
言葉と国民性
ここんとこ、たて続けに日本人の友人や知り合いと会う機会がありました。数ヶ月ぶりのナマ日本人に思わずキンチョーしてしまいましたです。。

リュウチョウに日本語、話せるだろか。。

結構セツジツだったりします。なもんだから、こうしてブログを綴ったりして日本語の練習をここでしてるんでありますね。語学って、母国語といえど使わないと忘れて行ってしまうと思うんですよ。私がそうです。って、じゃぁイタリア語が日本語を忘れるのに反してぐんぐん上手くなって行ってるのか。というのとはまた別なところがカナシーところ。ほんと、ちょっとした単語が日本語で出てこなくなるのです。。とほほ。。

最近感じるのは、言葉というのは人生とともに歩んできてるのだなぁ。ということです。経験とともに使ってこそ、場にあった表現や感情を表せるのだな。と感じてみたり。。

数年前に、欧州某国で医者をする日本人男性と食事をしたことがあります。彼はヨーロッパの主要言語は全てマスターしている秀才であります。もちろん日本語も流暢に話します。そんな彼と食事をしている最中に、彼が私にお茶を持ってきてくれたので、「すいません」と言うと、「はっ?なんで謝るの?」と言われたんでありますね。これ、相手が自分のために何かしてくれたときに、その手数をかけたことにたいして「すいません」と言う気持ちから出る感謝の気持ちの表現だと思うのですが、彼には分からなかった。。んだなぁ。

あぁ、言葉って使いこまなけりゃダメなんだわよ。。

と、その時に思ったんであります。

ちょっと例えがそれますが。。欧州で駐在員の奥さましている方のサイトに、ある駐在員の子供さんが、「髪が短い」を、「髪が低い」と言うて、両親を恐怖の底に突き落とした。。なんて話も書かれてましたですね。

ありえ、る。。。

もしかして、バイリンガルやトリリンガルな人たちで、ほんとにその語学のツボまで理解できている人っていうのは少ないんじゃないですかね。友人たちの中にも多言語を操るのが結構いますが、ホントのところはビミョ~だな。と感じてマス。って言うても、これがスペイン語が母国語でイタ&フラ語が話せるとかはラテン語派生だし、日本と欧州ほどの文化差もないだろうしでまた違うんでしょうけど、日本人はその辺が不利に働いているよな気もしますです。

先日やって来た友人は、某国でフラ語を使い、時にはナントカ相のお偉いさんともフラ語で交渉をしたりするよな仕事に従事していた骨太なオンナであります。そんな彼女でも、「ダメダメ、まだまだだよ私のフラ語はさ」と言うので、控え目に言うてんだな。と思ったのですが、そうではないそうです。仕事で使えても、ツボっていうんでしょうか。。やっぱりそういうところとかがなかなか難しいそうな。

まぁそういう風に言っちゃったら、母国語でも怪しいよ。私。。

とも思っちゃうんですが、さすが30年も日本生活を満喫していただけあって、ソコソコココソコな日本語のツボは分かっているようです。って、イタ語に比べてってことですが。。

こちらに住んで長い日本人の方と何度か話しをする機会がありました。彼らと話して思ったのは、在住が長いからでしょうか、それとも元々なのかは分かりませんが、日本的なやんわりした表現や、少し遠回りな表現がイマイチ分からなかったりするように感じましたです。同じように話してても、日本では通じていたのに、なんだか不思議なんだなぁ。

そうそう、今だにイタ語で慣れない表現に、メ-ルなどでものを頼むとき、頼みたいことを書いたあとに「ありがとう」って書いてあるんですよね。「まだやるかやらないか言ってないじゃん。なんでもう引き受けるの前提(みたい)で、お礼いっちゃってんのサ」とひねくれ思考が一瞬よぎっちゃいます。まぁ、こういう゛型゛ってだけなんですけど、なんとな~く嫌なんだなぁ。

言葉と国民性っていうんでしょかね、これってかな~り密接な関係にある気がします。だから、イタ人の表現の型が自分の文化コード(っていうんでしょかね)に引っかかると、違和感感じてみたり。この辺がクリアになると、また外国語の語学力もあがるような気もします。でもって、母国語が日本語でも、在住歴が長く移住先の思考回路に近づくにつれ、日本人特有の性質があらわれているよな表現にピンと来にくくなってくるんじゃないかしらん。。と考えてみたり(どうなんですかね)。。ほんとは上手にその事が使い分けられるといいのかもですね。

最近は、日本語が怪しくなって行くのが、なんだかコワイです。。だって、私にとって話しをすることが無条件に楽しめる言語って日本語なんですもん。イタ語はもちろん、これで日本語も怪しくなったりしたら。。(汗)。。

あぁ、どうしまひょ。。
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by zefiro04 | 2006-03-14 16:16 | ことば
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