伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
隣人たち9
中庭を同じくするレストランが持ち直したようです。

残念。。

多分、階下の親子、大家、他住民を含め、皆が願っていました。

潰れてくれ。。と。。

今はどうか知りませんが、このレストラン、すでに一年近く家賃を滞納してる。とことあるごとにレストランの無礼千万を私にグチっていた大家のひとりが私に言うたのは、今年の始め頃でありました。それから夏前に背水の陣で挑んだ゛飲み物+ピザで5ユーロ゛が功を奏し、ちょっと持ち直し気味な今日この頃。

このレストラン、一家で経営してますね。自宅は隣町にあり、通ってきてます。オーナーはA・バンデラス似のおっさん。またこれが、自分さえ良ければの典型的タイプ。参ります。

昨年の雨の多い季節のことでありました。レストラン一家、何を思ったのか飼い犬のでかでかドーベルマンを共有の中庭で飼い始めたんであります。世話は雇っているコック。

これが、夜中吼えるんですよ。。朝まで。。

ということで、ご近所さん皆揃って不眠症になってしまうという事があったんですね。晴れた夜には、思い出したように途切れ途切れに吼えるんですが、雨が降ると、間断なく朝まで吼え続けるんですな。また大型犬とあって、スンゴイ声でなくんですよ。。哀しげに。。そしてこの哀しき雄叫びに呼応して近隣の犬たちも吼えかえすんであります。

なもんだから、住民一同怒りまくり。で、ここで一致団結にはいたらなかったのですが、住民が住民キャラにふさわしき行動にそれぞれ出たんであります。うちはまぁ、普通。直接、寝れないからここに犬を置かないでくれ。と直談判。

バンデラス、「あっ、そう」で終わり。。

それから大家に言い、大家からも何度もバンデラスに言うも、「分かりました」でそのまま。

で、階下の母娘は犬を放したんですな。鎖から。コッソリと。。(確証はありませんが、状況から判断して絶対にキャツラだ。と私は見とりマス)

まぁ、一時的にこの問題からは逃れられるものの、この犬をバンデラスがコックに捕まえてくるように命じるらしく、その度にコックは自分の仕事そっちのけで犬探しに奔走する始末。道を自由に疾走する大型犬に町の人々、ビックリ。。

これが何度も繰り返されたんですね。。

実は、中庭を同じくする家族がもう一軒あって、゛マンジャガッリ゛(日本語で゛鳥喰い゛さん)というスゲー苗字を持つアーミーオタクのおじいちゃん夫婦が住んでます。変人さんですが、一般常識はある良い人です。このおっちゃんも黙ってませんでしたです。何度も直談判するも、バンデラスは暖簾に腕押し、糠に釘キャラですから、埒あかずだったので、警察を呼んだんですな。で、イタリアの警察です。雨の夜に絶え間なく吼える。って言うてんのに、晴れた日の夕方ころ(だったかな?)にちょこっと来て、「ないてないじゃん」で終わり。。

仕事、してください。

とは言うものの、警官が見に来てないてなかったんだから。ということで、あっさりとこの問題はいなされてしまったのであります。こんなエー加減な警察さんですが、こういったときに警察を呼ぶ。ってのは、自分の身分証明証を提示しなければならないそうな(そういうとこはキチッとしてるのよね。。不思議。。)

そんなこともあり、住民一同「ダメだ、こりゃ」ムードが漂い始めたころ。。。

犬、消えました。ある日突然。。

朝、中庭を見ると、犬小屋と鎖だけ残して、消えてました。

最初は、また放されたんだな。。と誰もが思ってたのですが、暫くしても戻ってこないので、大家や住民が「どこ行ったんだろ?」と噂してたんですが、結局分からずじまい。イタリアには、犬・猫の処分場というものはないそうな。では一体どこへ?

未だ謎ですが、一年近く経った今でも、犬小屋と鎖は中庭にそのまま残されてます。私は階下の母娘が一枚かんでると思うんですが、誰も彼女らとは係わり合いたくないと思っているので聞けてません(でもホントのところは、どうなんですかねぇ)

そして主のいない犬小屋はバンデラスが犬を想って、いつか帰ってきたときのためにと残しているのか、それともただ片付けるのが面倒臭いだけなのか。。そのままになってマス。そうそう、犬が消える少し前、犬と母娘(?)に翻弄されていたコックも消えました(コックと母娘の間にも゛物語゛があるんですねぇ)

この犬事件の前後って、そりゃぁ色々な事があったんであります。ちょっとした(?)トンデモネー行いが、住民同士を掻き回した時期でありました。階下の母娘にこの曲者レストランですからね。何もないわけないですわ。うちはビミョーに巻き込まれながらも゛事件゛そのものの核とは常に無関係だったので、どちらかというと高見の見物だったんですが。。それが最近は、レストランも再度に渡る母娘との争いに疲れたのか、完全無視を押し通していて、母娘の矛先が最も近くに住む我が家へ向いてる気もしないでもないんですよね。。

そんな昨年の怒涛の一年を、とうとうヴァカンスから帰宅してしまった母娘を目撃してしまい、ガックリしながら思い出してしまいました。。

母娘、なんだかイキイキとしてますよ。。

コワイなぁ、もうっ。。
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by zefiro04 | 2006-09-10 19:11 | 隣人と不動産
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