伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
お義母さま1-仕事と子育て
スーツの似合う伊達男にも、チョイ悪なんて言われちゃってるオジサマにも、もれなく付いてきます。

お義母さまが。。

強烈個性で世界になだたるイタリアン母さまたちを、皆は尊敬と畏怖ともちろんそれ以外の諸々の感情も含めて゛マンマ゛と呼んどりますね。

そして、幸か不幸かイタリアオノコと結婚してしまった私にももれなく付いてきちゃいました。

゛マンマ゛が。。

しかもうちの相方は゛ひとりっこ゛

イタリア男でひとりっこ、母健在。というと、大抵のイタリア女性は引きマス。顔に出さなくても、反射的にズザッと心の中で引いてるはず。。

かくいう私のイタ女性の友は、「マンマがいるからイタリア男とは結婚したくなーイ」とすでに同胞は結婚ターゲットから強制除外。彼女も頭の中ではそんな悪いことばかりではないし、゛強烈゛な人ばかりでもない。と分かってはいるも、その遭遇率の高さと、ココであったが百年目。な強烈体験をあまりにもたくさん見聞きしているがゆえの発言であります。

で話し戻って、私のもれなく付いてきちゃったお義母さまですが。。

お義母さま、現役時代は叩きあげで管理職までいってバリバリと働いていた方であります。そんな方ですから、法律やイタリア社会というもの、どのように保身して行くかなどをよくご存知で、世情に疎い私や相方を助けてくださいます。まったくありがたいこってございます。

そして現役時代は、相方が幼少の頃はおばぁちゃんに預け、相方が話しかけるも「忙しいから」「疲れてるから」とほとんど相手にしてもらえなかった。。とは相方談。一抹の寂しさを感じつつも親子の会話ってのを持たずに成長してしまった相方でございます。

イタリア人の平均月収って安いのであります。そこそこな地位な人でも、そんなもらえてない。なんてのはザラな話し。だから共働きってのは当たり前なんでありますね。南はまた違うのかもしれませんが、うちのお義母さまのケースは一般的なものだと思われマッス。

まぁ、それはそれで仕方ないのかもしれませんが、お義母さま、退職なされた後、今度は相方とフレアイつぅんでしょうか、会話して親子の絆を深めたいと考えたんですわ。でも時すでに遅し。相方は激務な上に、母親と会話した経験なぞないもんだから、時間もないし、話題もない。なに話してよいか分からん。というかつてのお義母さまと立場が逆転してるわけでございます。

仕方ないっすわな。。カナシーけど。。

でもココんとこがお義母さまは分からない。お義母さま曰く、「息子のためにたくさんお金を出してきたし、休みの日には色んな場所へ連れて行った。。どうして自分と話さないの???」と文字面はやわらかいっすけど、やや絶叫気味に叫ばれることもしばしばだったりします。

対して、私の母はお義母さま以上に激務でありましたが、自分の時間を削ってまでも子供に接してくれてましたです。そのことがよく分かっているので、私はこっちへ来ててあまりなにかをしてあげることができない状態っすけど、オトートはできる限りのことをしていますですね。そんなうちの母とオトートを見てると、どんなに忙しくてもあたたか家族ってのは作れるもんなんだなや。と思ってもみたり。。

子なぞ育ててみたことのない私が何を言ったところでナンダカナーであるとは思いますが、子育てというのは、お金出すだけじゃないし、週末どこかへ連れて行くだけでお終いじゃないんスよね。。

お義母さま、こういうことに疎いのは確かですが、共働きでないとやって行けないのがフツー。会社も子育てに協力的じゃないし、公的機関なんぞも非協力的(保育園ってのもありますが、日本と同じような状況らしく、預かってくれる時間や受け入れてくれる人数の少なさなどなどの問題があるようダス)っていう中での子育てってキツイ気がします。そこで主に家族やベビーシッターなんかに手伝ってもらって育てて行くことになるわけでありますね。イタリア、ベビーシッターの需要って高いんすよ。ちなみに、前に住んでいたアパートの階下の娘もベビーシッターを生業としてましたね。※シッター選びは慎重に。

誰かに頼むというのは仕方ないにしても、周りのイタ親子を見ていて、どんなに忙しくても誰に手伝ってもらっていようと親子のキズナ~な雰囲気漂う親子も存在するわけであります。うちの相方親子のように、カタチは親子だけどなんだか断絶雰囲気ただよちゃってる親子もまた存在するわけでありますが。。その違いは何かなんて一言で言えるわけないですが、やっぱりどんなに忙しくてもいかに子のことを気にかけてるか。ってことが子に伝わっているとこはソコソコ上手く行っている気もしてみたり。。

そうそう、フランスのある地域での子育ての試みが紹介されている記事を読みました。フランスでも共働は多いそうですが、そんな状況下ででも安心して子育てができるように、専門の保母さんをひとりふたり雇い、手の足りない分は親同士が順番に保母(父)さんってことで自分の子供も含め近所の子供も一緒に面倒みるってのを読みました。給食なんかも親が順繰りにつくったりするそうな。自分の子供の状態、状況も分かるし近所とのつながりも深まるってことで、読んだ当時の記事では上手く行っている。とありましたです。そういえば、子持ちのフランス人女性が、「イタリアって、子育てしにくいわぁ」と言うてたのを思い出しました。そういう中での子育てを知ってる人だったらそう思っちゃうんでしょうね。

生きて行く。つーのは大変であります。更に仕事持って子供抱えてなんていったらウキャーーとなるのも分かりマス。もぉ、個人だけの努力じゃどうしよーもないってこともあるでありましょう。仕方ないのかもしれませんが、仕方ないで終わっちゃうと゛家族゛ってやつは中々つくれないんだなぁ。と、相方とお義母さまを見てて思うのであります。

親の背を見て育つ。ってことで、相方も両親に感謝はしてますが、お義母さま求める゛家族らしく゛ってのがイマイチ無理なよう。いきなり「家族しろ」って言われても無理だよなぁ。。

なんか、ムズカシイっすよね。
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by zefiro04 | 2007-05-13 17:50 | ほんの日常
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