伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
こどもとおや
スーパーで、超肥満児の兄弟が店の棚からチョコバーを取って開けてモシャモシャ食べ始めました。そりゃ、ダメっしょ。と注意をしようかと近寄ってみてまたボーゼン。

近くにいた母親が、「これもオイシソウだから食べてみて」と、またもや勝手に商品の袋を開けて子に与えようとしていたのでした。しかも、この時は店員も通りがかったので注意するのかと思いきや、お咎めナシ。

ポカーン

もしかして、イタリアって試食自由なんですか??

いや、そうではないらしいですが。。イタリアでは勝手に試食なんて光景をよく目にします。

支払いの義務はこういった勝手に゛試食゛の場合にも生じると思われますが、どうやら勝手に試食民族の全員が払っているというわけではないようです。

ポカーーーン

他のときにも、良い教育受けた風な洒落た若ママがやっぱ同じことしてました。まぁ、外見だけで職業や経済的なレベルが推測しにくいイタリアなので、ほんとのことろはどうなのか分かりませんが、結構良いみなりの人たちも同じように日本的には゛ポカーン゛なこと連発してくれちゃって、私なんか日々ポカーンポカーンだったりします。

もう、口開きっぱなし

ある日、知り合いの女の子が彼氏欲しい~。と話していたので、「あぁ、彼なんかどぉ?」と頭に浮かんだイイとこの坊ちゃんのイタリア美男子の名をあげたところ、

彼、手癖悪いから。。」と彼女。

なんでも皆で車で遊びに行って寄ったパーキングで、飲み物を注文して飲んでいたら、そぐそばにあった茶菓子になるよなものをフツーな顔して取ってきて、笑顔で皆に配ってくれたそうです。もち、払ってません。

盗み、ですからソレ

この話しを聞いた後、もちろん彼女には「やめとくよーに」とお姉さま的立場から忠告いたしましたデス。

先日、ある同年代のイタ人夫婦さんとお茶してたとき、「どーしてイタリア人はスーパーで支払いの前に食べちゃうの?で、払ってんの?」と聞いてみました。

ふたりとも口を揃えて否定的な意見で、そりゃヨロシクナイことだ。と普通人な意見でございました。支払い前に食べちゃうことに、嫌悪を感じるイタリア人もいるけども、そんなことより食べちゃう人の方が多い。でもって嫌悪を感じられる感覚を持った普通にちゃんとした人の方がなんだかマイノリティーになっちゃてるようです。

食べちゃったりするコトに疑問が抱けなかったり食べちゃったりする人は、カナシーですが、そういう゛レベル゛ってことになるのかしらんね。。一応、キチッとしたイタリア人もいる。ってのは少しばかし救いではありますが。。

そしてそんな話しから、彼ら夫婦と最近のイタリア親子事情。なんて話しに。

このダンナさんの方はですね、空手を子供に教えてるんですな。で、ある時、親を集めて家でお願いしたいこと。ってことで話しをしたそうな。

胴着など、道場へ来る際の道具は子供たち自身で用意させること。練習時間に道場に着くのではなく、練習時間には胴着を着て練習が始められるように時間を見計らって道場に着いて欲しいことなど。

今更言わなくてもな当たり前のことを言うたそう。でも胴着云々以前に、15ユーロの胴着を買うこと自体を渋る親(自分のことにはお金使うのはOKなんですよね、こういう人)、小さい子供を連れてくるのに、自分の買い物だ、友達と会っていただと時間通りに来れないのは仕方ないと開き直る親がいたりと、「これじゃ、子供たちに基本的な゛責任感゛とかを教えることができないよ」と嘆いておりました。

彼は、子供たちに自分で胴着の準備をさせたりして小さなことでも責任感を持たせたり、目上の人や相手、人を敬う気持ちを空手を通じて育てたい。と考えているも、そんな子供たちの゛今゛学ばなければいけないことを阻んでいるのが、実は親だったりする。。そしてそれがまた厄介だったりもすることも嘆いとりましたね。

日本でも給食費払わない親だ、モンスターペアレンツだ。なんて話題もあったりしますが、イタリアのそれも結構深刻な気がいたします。

イタリア人って一見身なり良かったり、話してみて感じ良かったりするのに、約束守れない、責任感なし、手癖悪かったり、怒鳴るのフツーとかそういう人ってよく見かけるのですよ。で、なんかの拍子に話す機会があって、私の好奇心もありで、相手に悟られないよう怒らせないよう探り(?)を入れると、大抵、家族や周りが同じような人たちで、それが良いとか悪いとか物心つく前から刷りこまれちゃってて、大人になっても善悪の判断や人に迷惑かけてることとかが判断どころか、考えも及ばず。だったりするようです。

思考が完全にスポイル、されとりマス

オッソロシーなぁ。と背筋が凍りますな。ちょっとダラシナイ家族がいて、子供ができて大人になりまた家庭を持って、更にダラシナイ家族ができ、子供ができ。。ぐるぐる

モンスター人間生成過程の歴史を想像してしまいました。。(汗)

それにしてもなんだか社会がメルトダウンしてる気がいたします。そんな中、空手のお兄ちゃんや、大きなとこでは、イタリアマフィアの実態を書いたロベルト・サヴィアーニやらがどうにかしたい。とがんばるも。。(汗)

望みは薄そうではありますが、住んでる限りはカスカナ希望ぐらいは持っていたいっすね。。。

ちなみに、ロベルト・サヴィアーニはイタリアを出る、なんてことを聞きました。こういう国だからこそいて欲しい人物ですが。。残念ですね。

イイ人間や普通の庶民の常識を持った人間がだんだんとマイノリティになっていて、そしてそのうちいなくなっちゃうんじゃ。。そうしたら、どうなっちゃうんですかね。

あぁ、どこへ行く、イタリア。。でございマス

※サヴィアーニの著書は、『死都ゴモラ』の邦題で、日本でも出版されてます。私は出だしパラ読みでドーンときて読めてませんわ。。
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by zefiro04 | 2008-10-23 19:30 | ほんの日常
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