伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
愛のタヨウセイ
相方とプラプラ歩いてたら、知り合いの年の差カップルに会いました。

ちょっと立ち話しして分かれた後、「彼、20も年下の奥さんでラッキーだねぇ」というので、あの結婚は彼女にとってもラッキーだったんだよ。と言うと、相方はポカンとしてました。

だんなさんはイタリア人で40歳を超えてマス。嫁さんは20代前半。家族総出で生き抜くためにイタリアにやって来た移民さんでございます。

嫁さんは、美人で色っぽい女性。でも当たりはいいけどどこか信用できない。なにかこちらに余裕があると見ると、自分のために有利に使えることはできないかとあの色っぽい目で企むとこがあるので、要注意。結婚前は刹那的に生きてる印象がございました。悪いヤツ、って気はしませんが、なんかコズルイ印象が拭えないので、いつも少しばかりの゛注意゛が必要な人物。

ダンナはイタリア人、どうやらこの結婚は、彼女の方がかなりプッシュしたものらしい。というのは、他の知人が、結婚前における彼女の不機嫌と結婚という繋がりを語っていたのでそこから推測。まぁ、そんなこんなも乗り越え(?)目出度くゴセイコンされたカップルです。

で、彼女は結婚してすぐにしたことがあるんですが。。それは大学のパンフ集め。

丁度、大学にパンフをもらい歩いてる道すがら出くわしたんで、茶なぞして話しを聞くに、「あそこの大学は、世帯の収入で学費が決まるのよ。結婚前だったらうちの両親の収入だと学費は安くてすんだんだけど、今だとうちの彼の収入ってことになるでしょ。そうすると、結構払わなきゃいけないのよね。それに行きたい学部じゃないし。。でね、ここは私学なんだけど、私の勉強したい学部があるの」とあの妖艶な目が輝いておりました。

聞くと、この私学の学費は平均的イタリア収入をもってすれば゛ゲッ゛と言いたくなるよなお値段。国立にないんかい?!と彼女のダンナの顔が浮かび、なぜか不憫な気持ちになり彼女に問うと、「あっ、あるわよ。でもね、ここから車で40分もかかるのよ。この私学だと近いし。。それに払えると思うのよねっ♪

。。。。(汗)

あたしゃ大学通うのに、片道2時間かけて通ってたわい!などと苦学な貧者のたわごとなぞ、結婚によって、ある程度の下克上を成し遂げた彼女には届きますまい。。でもとりあえずは、「40分ぐらいなんじゃい。そっち、行け」とは言うときましたが。。

で、現在の彼女は、イタリア的には高い学費の私学に通っとります。

まぁ、それはダンナがいいんなら、良いんであろう。と忘れてたんですが。。

ダンナに、愚痴られました。。(汗)

どうやらダンナの収入で彼女が私学というのは余裕の上での出費というのではなさそうデス。しかも、彼女は結婚後、バイトも「勉強に差し支えるから」と辞め、ダンナにごり押しで「勉強ついて行けないから」。と、家庭教師をつけさせているそうな。もち費用はダンナ持ち。

結婚後に大学行くって知ってたら、結婚なんかしなかったよ !!!」とダンナご立腹。当たり前か。。

彼女、結婚前から大学へ行くつもりであったことを知る私は、ここで彼女の意図を察したんであります。かと言うて、今更そんなことをダンナに告げ口してもねぇ。。なんて考えてたら。。

だって、彼女だって学校行ったり音楽やったり好きなことやってるのよっ !!!なんでアタシがやっちゃダメなのよっ !!!」とキレてマス。。(大汗)

で私は自分は結婚前に自分が譲れないこと、音楽を続けて行くことや、異国でのくらしで想定しうる困難をオヌシは背負うことができるんかい?と腹を割って話し合い、準備し結婚してるから、状況はちょっと違うよね。と言うと、彼女のダンナも全然違うだろーがお前とはっ !!と腹立ち収まらずなご様子。。

なんで結婚前から大学に通わなかったのか、と私が聞くと、ダンナが離れたのを確認してから、「結婚前には、私には何もなかったから」とポツリ。。


彼女の目標は、この゛私゛なんだそうです。

人の金で好き勝手してるから

。。。。(怒)

暴れてスマキにして道頓堀川あたりにブチ込んでやろうかと思いましたが、すんでのところで理性が打ち勝ち、耐えましたヨ。

でもしかし、正直ですな。

ちなみに私は格好つけなんで、ツライこともある程度笑いに昇華できるまで相当なことないと話しませんし、自分の人生にナルシストぶっこくほどオトメちゃんでもないんで、苦労なく淡々と飄々とやってるように見えて、たまに羨ましく思う人もいるようです。

勘違い、ですから

まぁ、そんなことは置いといて。。そんな話しを相方にしたら、「ひょえ~~~~。イタリア人って狙われてるんだね~~。も、もしかしてキ、キミも???」とやけにビビっとりました。「イタリア人ってだけで結婚するほど、ミーハーでも貧乏でもないし、幻想も持ってないよ」とは言うてみたものの、それは私が日本ていう安定した国に育ったから言えるのかもな。とフと思ってもみたり。

もち、日本人でもイタリア人ってだけで飛びついちゃう人もいるわけですが。。でもなんていうか、人生を生き抜くために移住してくる人たちとは底にある゛生きる゛という気合が違う気がしますね。

そして20代前半にこれからの人生をよりよく生きて行くための結婚という゛資本゛を手に入れるため、まさに体張って(?)結婚する彼女たち。今までに何人かこういう年の差結婚してきた女性を見たんですが、大体が結婚後はえらく向学心に燃えてる。ってことなんですよね。。

上手く言えませんが、私の中では彼女らに対する嫌悪感もありつつ、いかによりよく゛生きて行くか゛ということへの貪欲さになんていうか原始的なパワフルさを感じてちょっと圧倒されたりもしたりだったりします。

私、オットのこと愛してるの

なぁんて聞くと、思わず「本当かよ」とツッコミ入れたくなる私ですが、そういう゛愛゛ってのもあるのかもな。その人を愛ス。というより、その人にくっついてくる゛何か゛があるから愛すというか。。

愛という定義は、真理は別として、人それぞれに定義の仕方があるのね、多様なのね。と雨続きの日々はつまらん思索にはピッタリなんで、こんなことを雨音ききながら考え込んでもみたりデス。
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by zefiro04 | 2008-11-07 03:29 | いろごといろいろ
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