伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
カテゴリ:隣人と不動産( 32 )
賃貸、探してマス
ド年末に、購入予定だった家をキャンセルしたため、賃貸探しに奔走中であります。

相方の友達の建築家によると、売り手の提示してきた値引き金額の少なくとも倍は引いてもらわにゃ割り合わんよ。と言われたの+共有の庭の駐車権利の話し合いで、他にも違法改造しているうちが発覚。ここも合法にせにゃ役場まで持って行けないってことなどなどなど。。(汗)。。で断腸の思いでキャンセル。

このキャンセルでも揉めたんですが、お義母さまが独自に公証人に頼んで作ってくれた契約書が功を奏し、難なくキャンセルできましたです。。それにしても残念無念ですわ。。そしてこの売り手の家族どうすんだろなぁ。。借金で首まわらなくなってたみたいだし。。と人のこと心配する間もなく年末から賃貸探しに奔走しとります。

実は、今住んでいるアパートを2月には引き払う契約になってるんスよ。

ひょえ~~~

法律によるとですね、出て行く半年前には大家に知らせにゃならんのですね。で、当初の予定では、購入して昨年の12月には引越せてるはずだったんですわよ。家はダメになったけど、こっちの方の契約は生きてるんだすな。ここの大家には、ねこもらったりと関係は良好なんで、多少の延長は可と思われますが、「もお、ココいいっすわ。グッタリ」ってことで、期限内に脱出するべく、ただ今、チマナコで探しております。

でもって、またもフリーペーパーやらネットやらで探してみるも、売買に比べ、賃貸情報ってのはガクンと少なくなるんですな。不動産屋のおっちゃんが言うところによると、「賃貸よりも、売る方が利益は多いし、トラブルも少ないからね」とのこと。

まぁ、気持ちは分かるんスけど。。。そりゃねーよー(涙)

なんて叫び泣き、雄叫びながら探しております。でもですね、賃貸だけを扱った不動産屋なんてのもあるんですよ。チェーン店なんですが、その名も゛賃貸ダケ゛。分かりやすー。あとネットで同居人募集の広告だけを扱ったサイトも発見。募集かけている年齢層も広いんすよね、私が見たときは、10代後半~40代までの広告主がいましたね。40代くらいの広告見ると、「海外だなや」とか感じちゃいます。日本だと中々見かけないスよね。でもこれからイタリアくる人なんかは、こういうサイトで同居人探してみるのもよいかもね。イタ語の勉強にもなるし。

※当たり前っすけど、ネットなんでくれぐれもご注意を。と、このサイトアドレス忘れたので、興味のある方はご自分でググッてみてくらさいな。

あぁぁああ、そんな寄り道サイトを楽しんでるヒマなぞないのよぉおお

と、腰据えて探してみてるんですが、中々ないのよ。条件に合ったのが。

我らの探すのは、家具付きで私にとっても相方にとっても便の良い場所。そして気狂いちゃんたちのいないトコ。

私にとっては、この気狂いちゃんたちのいないトコ。はとても重要なんであります(そんなこと言ってもこればっかりは、クジみたいなもんスけどね。。)。相方ともども知人、友人、同僚などなどに「ココはやめとケ」なんて地域を聞いてみたりと、ちょっと神経使ってみてマス。相方の同僚の中には、「アパート3つ持ってて、今コモの駅の近くに空き部屋あるからどお?」とか涎出そうなありがたいお申し出をいただいたりもしましたが、コモじゃダメなのよ~。もったいないけど~。と、幸運がやって来ても微妙にミスマッチになってしまうプチ不幸に涙してみたり。。そんなモロモロのお勧めの中に、「スイス、いらっしゃいよ~」ってのもありましたです。

なんでもスイスってとこは、随分とコントロールされてる国らしいっすよ。例えば、日曜には草刈機の音がうるさく住民に迷惑だから禁止とか。イタリア、そんなことおかまいなしですからねぇ。それと、我が家の周りの住人のように、外で怒鳴り散らそうものなら、即、ケーサツ。ってなとこらしいです。「だから、そんな人間はすぐにブタ箱行きだから大丈夫よ~。スイス、住みやすいからいらっしゃいよ~」なのだそうです。ってことはですね、もしうちの地域にスイスの法が適用されたら、まず私の周り、ほとんど居なくなっちゃいますよ~。って、国変われば、私の周り、プチ犯罪歴ありさんたちばっかってこと~?!うぇ---、泣いてもいいですかぁああーー(涙)

すいません、マイナス思考へ爆走しっぱなしになっちゃいそうなので、この辺でやめときマス。。

とりあえず、スイス移住なぞなぞも含め相方と話し合った結果、今はイタリアでってことになり、今週中に目星つかなかったら、相方が忙しくて不動産めぐりできない代わりにお義母さまが出張ってくることになりましたです。。(泣)

ってなことで、ただ今チマナコしとります。

でもそんなこちとらの真剣さとは裏腹に、年始早々の一発目からまたもすっぽかされました。不動産屋に。。

現地で待つも誰も来ず。不動産屋に電話したら、「あっ、忘れてました」とあっさり一言。不動産屋にすっぽかされるの、これで3、4度目なんですよね。。

スゲー国ですわ、イタリア。

呆れるというか、感心しますわ、ほんと。こんなままだったら、いつまでたっても発展しませんわよ~。って、そんなのどうでも良いんだな、イタリア人。

なんだか最近、ちょっとタッカン(?)してきてるというか、もぉドーデモよいっすわ。な自分がこわかったりもしますです。今年の干支はイノシシ。猪突猛進でメイワクイタ人ちゃんたちを蹴散らして行けたら。。(夢?)と、切に願っております。

ではでは、本年もよろしゅうに。
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by zefiro04 | 2007-01-09 02:49 | 隣人と不動産
隣人たち12-<番外編>
最近、寒いせいか外で怒鳴ったり叫んだりする人もいないので、何もないわけではありませんが、まぁ、わりかし静かに暮らしとります。

そんな静けさの中、今年も終わりってことで、一年を思いかえしてみると。。色々あったなぁ。。あぁ、フコー満載でありました。。ネタ、溜まってるよ。。(涙)。と静かにもかかわらず、考えれば考えるほどドドンときてしまう自分であります。

なぁんて、オノレのフコーについてひとり考えを巡らせてばかりいても仕方ないんで、友達とストレス発散も兼ねてよくグチっておりました。

そんな話しを知人、友人と始めると、結構出てくるんですな、ネタが。

ある友達のアパートでは、毎年、共有費として一軒につき500ユーロを取られているんだそうです。あるとき、エレベーターが壊れたのでこの共有費で直すってことになったら、なんと、この共有費、管理者に着服されていたそうな、数年分。で、この管理者のスゴイところは、それがドーシタと開き直り、更に住民たちにエレベーターを修理して欲しきゃ、金出しなと一軒につき100ユーロ要求してきたそうな。住民大爆発。ってなことがあったのよぉおおお。と友達、声を荒げて語っておりました。更に、ここのアパートの住民同士のバトルもあって、壁に「うるさい!静かにしろっ!!」と貼りだしてあって、それに対してまた「うちがうるさいんじゃない!いい加減にしろっ!!」と貼り紙で応酬してみたり。。

イタリア人、貼り紙、好きですねぇ。。

ある音楽をやってるご婦人は、昼間にピアノを弾いていたら、アパートのドアに音のことで苦情を書いた紙を差し入れられた。と言うてましたね。外で会うときは、ニッコリ笑って話し掛けてくるけど、顔見えないとこでこういうことすんのよね--。直接言えばいいじゃないっ!!とこちらもご立腹でございました。コミュニケーション能力、低下してるんすかね。。これこそイタ人の得意とするとこだと思ってましたですよ。

あと、なぜかは教えてくれなかったんですけど、某高級アパートに、ある気狂いさんが住んでいて、他の住人さんはとても゛キケン゛ってことで、その周りの住人は購入して入居するも、すぐに売りに出されるところがあるそうです。そこは年代モノの別荘をアパートとして改造したところで、緑溢れる広大な庭もあり、便も良いとこにも関わらず、皆このキケンな住人のために出て行くそうな。。どんなキケンさんなのか、気になるとこです。。

と、これは軽~く(?)イタリア編。でも日本でも結構スゴイのあったりします。私も色々見聞きし、実体験もしてますが、日本の友の住民ちゃんたちにはまだまだ及んでいない気がいたします。

友の家の隣には、ある美しい頭のイカレちゃったおばちゃまが住んでいるそうです。友、彼女の奇行には背筋が凍えつつも、その奇想天外さに笑いを誘われたりもするらしく、ときに笑いながら語ってくれておりました。

このおばちゃん、たまにピンポンラリーをするのですが、あるとき友が゛ピンポン゛の音を聞き、玄関に出てみると、包丁が玄関の上がり口のところにキチンと置かれていたそうです。

マジ、びびった。あははは

だそうです。。そしてある朝、家を出ると、公共の道路にパイプベッドが置かれ、その上には重石のつもりかミシンが乗かっていたそうな。。

バリケードのつもりなのかも、知らね--。あははっは

そしてこのおばちゃん、友にご執心らしく、友の行動をメモってるらしいです。朝、何時に出かけるとか。メモ持って、一応隠れながらメモってるらしいです。そんな友の行動を監視していたおばちゃん、友がある日の深夜に帰宅すると、一応隠れながら待っていたらしいですけど、おばちゃんはこの夜は隠れたのがバレたと(いつもバレてますが。。)感じたらしく、咄嗟にカモフラージュのつもりか、近くにあった植木鉢を左右の両掌に乗せ、スクワットを始めたとのこと。。

す、すくわっとぉぉお?

の私の信じられんの言葉に、友、「いや、マジマジ。誰に話しても信じてくんないんだけどさ、ほんとなのよぉお。わははははは」と大爆笑しとりましたです。

友、このほかにもご近所のスゴネタ山ほどありです。たまに異国の地で思い出しては笑わせてもらってます。いやぁ、国問わず色んな人がいるもんです。

そうそう、待ち伏せと言えば、ある友もアパート(イタリア)の大家のおばちゃんにされていて、頭きたそうですが、彼女がしたことは、一張羅のドレス(??)を着て、両手一杯の花束を手に大家の家へ向かったそうです。そして、大家夫婦に「こんにちは、スッテキなお花を見つけたので、大家さんにいかがかと思って♪」と満面の笑顔とともにこの花束をプレゼントしたそうな。

あんたねぇ、これ一番効くのよ、あぁいう人たちには特にね」だそうです。

この日を堺に、大家婦人の待ち伏せもなくなり、エラク親切にされてるそうな。。

スゴイよ、友よ。。

本当はどんなタイプの人とでも仲良くやれるのが一番なんでしょうけどね。そういえば、合気道の達人、故塩谷剛三センセも言うてましたね、自分を殺しに来た敵と仲良くなれるというのがこれオウギ(スイマセン、ウロ覚え。。)

まだまだケツの青い自分を感じる、年末であります。
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by zefiro04 | 2006-12-21 21:20 | 隣人と不動産
師走の家探し
家を買う。と決断して物件も決め、本契約まであと一歩のところまで来て、またしても暗礁に乗り上げてしまって、引越し先がどうなるか分からなくなってしまってマス。

うそ~、2月には今住んでるとこも出なきゃいけないし、この時期に他を探すって。。。またまたヴァカンスですよぉぉ(涙)

と相方共々、発狂寸前。

こりゃ゛厄゛か゛゛天中殺゛かっ。ってことでネットで調べてみたりと、結婚してからのお互いのイジョーなほどの不運続きに人の力の及ばぬ何かを感じておりまする(?)。って、そんなことしたからって、事態が好転するわけでもないので、オノレたちの力でどうにかするべく奔走中。

実はですね、購入を決めてる家は、役場の許可をとらずに家主が家を改造してしまっていてですね、買い手としては、ここんとこをクリアにして役場に罰金を払っといてくんないと、将来、売買する際に、今度はうちがこの罰金を被ることになるわけっす。そこで、持ち主が役場がこの改造を許可してくれるように法に則ったかたちで゛法的にもおっけいな家゛を目指し動いていたんでありますね。で、最後の最後に、駐車場の確保ってのがあるわけですが、これにケ躓いて頓挫中。。

この家、ガレージを改造して部屋にしちゃってるんですよ。なわけで、図面上は、駐車場がないことになってるのであります。普段は庭に駐車していてなんら問題なくやってたのですが、これを法的に定められた形で駐車権利を中庭を共有する住民たちと合意の上で書類を作成することになったわけです。

家6軒につき、法的に定められた駐車スペースは5台分。。

そんなこんなで売主が家を売らんがために、そして役場の許可をとりつけんがために中庭を共有している6軒の家を集めて会議を開いたんであります。

ものわかれ。。

当たり前といっちゃ、当たり前ではありますが、他住民は今のまま中庭で好きなとこにとめられるしで、問題ないわけであります。売主が売りたいがために、ただ書類上ってことではありますが、この権利を取る必要があるんですわな。でもいざ゛権利゛ってことになると、誰も一歩も譲らないどころか、「ウチの家は大きいんだから、2台分は欲しい」とかとか、誰も譲らずもの別れ。6軒に法的な駐車場の権利は5台分。。

。。。。

でもこれ取れなきゃ、購入予定の家は元のガレージにわざわざ戻すための改造をし直すか、うちが購入した後に、駐車場を購入し、役場へ駐車場の確保ができたと書類を提出するか(といっても、実質的には、中庭に車を全住民がとめられるので、はっきり言ってあんまし意味ないんだな)か、更にどこかを改造することにして、その際に建築家に頼んで、今の改造したところも含めて、新しい見取り図を作りなおし、法的に認められたものとするか。。

う~ム。。

一般的には、将来、売る予定なかったり、なぁんて家は役場の許可なしに結構改造しっちゃってるところもあるみたいですけど、許可とっておかないと、売買時に問題になっちゃうんですな。

売主、不動産屋を通して連絡してきました。

役場への罰金分を値引きするから、買うか買わないか早々に連絡くれ

あとはそっちで頼む。。ってことだわな。この売主、ただ今、経済危機中なもんで急いでマス。。

相方、早速友達の建築家へ連絡し事情を話し、値引きされた金額が妥当であるのか、この状態の家の購入にあたってのリスクはどうなのか等などを、調べてもらってマス。

駐車場の事に関しては、お友達さん語るところによると、歴史があるようです。

なんでもイタリアは、その昔に家を造ったときにガレージを造らなかったところが多かったそうな。最初は良かったんですが、徐々に家が増え、車も増えるも駐車場ナシ。ってことで役場持ちで公共の駐車場を作ることに。こりゃぁ、かなわん。ってことで、家造るときはガレージや駐車スペースの確保を法的に義務付けることになったんだとか(イタリア全土がそうなのか、うちの県だけかはナゾ)

イタリア、車社会ですからね。一家に一台は当たり前。ひとりに一台もザラでございます。うちの階下の娘さえもが車持ってますからね。ここでは生きるための必需品になっとります。何ゆえ車が必要かと言いますと、不便だから。。ないと社会生活困難ス。いや、マジで。。。

電車、通せばいいじゃん」とは私の意見。

。。。。」、相方。

嘆いてもはじまりませんが、なにせ2月にはここを出て行く契約にもなってるんですよねぇ。。今は賃貸アパートも視野に入れ、情報収集中。って、またまたヴァカンスに入るってことで、賃貸アパートもなにも探せないじゃ--ん。。どうすんのよぉぉ。と相方をドついてみるもどうにもなるわけございません。だって、ココはイタリアですから。。相方の友達からの吉報に期待したいところであります。

年末年始は友達がアパート買ったってことで、ドンチャン騒ぎですわよ--。とトリノあたりまで出張って行くつもりでしたが、楽しい年末年始も暗礁に乗り上げてしまっとりマス。年末はもぉどうでも良いっすが、年始はスッキリ楽しく、友らに囲まれ幸先良くスタートしたいところ。ここはキバッテ、年内中に゛不運゛な運を使い果たし、諸問題に決着をつけたいと、あと少しの今年は相方とともに走り回りそうです。

久々に゛師走゛らしい師走を送っている、ってことになるんですかね。。あぁ、良い年迎えたい、ですね。。
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by zefiro04 | 2006-12-18 03:24 | 隣人と不動産
隣人たち11
階下の娘に彼さんができたからといって、我が家が無条件に平和にくらせる。と考えたのは甘かったようデス。。

彼らが付き合い始めて最初の頃は、彼さんが無職ってこともあり一日中一緒で、ほとんどを彼女の車でお出かけしていたようであります。それはそれで良いんですが、家にひとり残された娘のハハ、私が出入りするたび、娘だと思ってヌヌッと出てくるのですよ。そして無言で私の一挙一動を私が見えなくなるまで目で追うんですよね。。

日中から、ホラー

で嫌な汗掻きまくりの日々。。あるときは、天気の良い日だってのに、家の雨戸を全て閉め、真っ暗な部屋を、共有廊下に置いたイスからジツと眺めていたこともありました。片膝を立てて座っていて、通りかかった私は、ばぁちゃまのおパンツとご対面ってなトラウマになりそな経験もさせていただきました。。

もぉ、お願い~、心穏やかに暮らさせて~(涙)

と魂の叫び止まらずであります。そして娘よ、母ちゃん心配してるよ。。とそんな母親をやきもきさせた数日を経て、彼らは同棲し始めたんであります。ばぁさま付きで。。

我が家は居間、台所にトイレ&風呂、寝室が廊下で縦長に繋がっているめちゃ小さいアパートであります。階下の母娘の家はそんなうちよりももっと小さい部屋なのですが、そこに母娘と娘、そしてその彼さんが同居し始めました。

えっ。。(汗)

皆、かなり引いてマス。って当たり前でしょう。こんな超ミニミニアパートでばっちゃま付き同棲。しかも男、働かず。といっても、金有り余ってて働かずではなく、金無くても働かずなので、そりゃアナタ大変です。ジゴク絵図っすよ。

って思いきや、この彼さんがかなりの間抜けさんで、彼女との毎夜24時すぎからおっぱじまる庭先での大喧嘩でも相方の笑いを誘ってマス。笑えマス。間抜けで。

この彼さん、無職です。日中は彼女の車を借りドライブしてみたりしてます。そんな彼に彼女は罵声を浴びせるんですが、飄々としてますね。言い返したり、怒鳴り返したりもしてますが、間抜けなんでイイ感じ。

娘の狂気の沙汰としか思えない狂いっぷりを緩和してくれてますわ。そして働かず、更にたまぁにベビーシッタ-するぐらいの娘にヒモってるこの彼、ただモンじゃぁないッス。しかも超狭いアパートで母付き同棲しちゃうんですからね。尋常じゃぁありません。

彼、毎夜、娘の自宅を出て外で電話してるんであります(他、いるのかしらん?それとも二重生活?)。そこへ娘が、「シルヴァ---ノォォ、シルヴァーノォォォオ」と雄叫び始めるわけです。ときに、「どこにいるのよぉぉぉぉおお」とデカイ声で探してみたり。ある夜は、「待ってーーーーー!!ごめんなさい、ごめんなさぁあい、行かないデーーーーー!!」の言葉を背に、彼女の車でブロロロンとどっかへ行き、深夜の2、3時頃にブロロロロンと帰宅してみたり。昨夜は庭で物を投げての大喧嘩でありまして、朝見たらうちのベランダにライターが落ちていましたです。。

人んちに向かって物、投げないでください。

そんな常識が通用するはずもなく、この時間帯はご近所への配慮皆無のオンステージタイムとなっております。これ、ほとんど毎夜なんスよね。。しかも必ず、24時すぎから。。

もし私の友達がこの彼さんのような人を彼さんに持ってることで何事か相談されたら、彼女がバリバリ働ける人だったり、彼が売れない芸人さんや芸術系だったりで夢ある(?)貧乏人ってことで、多少の苦労OKの覚悟ありだったりなら、「ええんじゃないのぉ。勝手におし」と幸せは人それぞれじゃ。と放っぽとくんですが、この娘には言いたいですわ、「やめとき」と。

幸せになりたいのも分かりますが、この彼とじゃ不幸の比重の方が大きそうです(娘、シワ増えた気するし)。どっちも金なし働かないじゃ、やっぱ苦しいですわ。別にそれでもいいならいいですし、本来私にゃ関係ないんでド-デモいいんですけど、娘の幸、不幸がご近所の平和度(特にウチ)に如実に反映されてくるもんで、否が応にも考えてしまいマス。

娘がベビーシッターしているとき、彼も一緒に子供をあやしたり外出したりと、知らない人がみたら゛家族゛ってな風ですが、それ、バーチャルですから。現実のシアワセ探さないとぉぉ。と余計なお世話思考になっちゃってマス。って直接言えるわけもないしで、何が変わるってわけでもないんですけどね。。

最近は、ヒマあると日中昼寝こいちゃってるこの生活から早く脱出したいと、相方をドツキまくっている日々であります。相方よ、早よ引越ししてくんないと、マジ私も病みそうですわよ~(涙)
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by zefiro04 | 2006-11-08 23:12 | 隣人と不動産
家購入までの長~い道のり
未だ引越し日は未定ですが、家はほぼ決まりました。

って、゛ほぼ゛です。。

購入を考えている家は、現持ち主が中を改装しまくっておりマス。日本の感覚だったら、「あっ、そう。でも気に入ったんだったらイイジャン」と話はトントンと進んで行きそうですが、イタリアはそうは行かないんですな。

イタリアは家に関する法の規制が厳しくてですね、中、外に限らず、手を入れる場合は、まず役場に届け出て許可をもらい、そしていくらか役場に払ってから改装することができるんだそうです。近頃では、家の外壁の色にまで許可がいるそうな。。

で、うちが購入を考えている家の持ち主、どうやら最初はちょいアバラ屋だった家を買い、自分でちょこちょこ改修&改装したらしいのですよ。そう考えると、「アンタ、スゴイよ。。」ってな出来なんですが、これを役場の許可なしでやっちゃたんですな。このことが、今回の購入の大きなネックになっているのです。
 
も~う、大変っ

なのですよ、コレ。もしこのまま役場の許可ナシ改装の家を買ってしまうとですね、今度私らが売るとき、この現持ち主のおやっさんが払わなかった罰金を私らがかぶることになるわけです。そりゃ、マズイですな。

相方、まず友達の建築家に物件を見てもらい、家の状態や市場での相場を調べてもらいました。でも購入ってことになると、建築家ではなく゛ノターイオ゛と呼ばれる公証人が大事になってくるそうな。このノターイオさん、家の売買には必ず必要となってくるそです。何をするかというと、売買に関する契約書などを法に則ったかたちで作成してくれるわけです。

今回購入を考えているこの家ですが、かなり規格外なことになっとりマス。とそこで、お義母さま登場。家を見、厳しいチェック後は質問ビシバシ。そしてご人脈を使っての信頼できるノターイオさんを探し、不動産屋が用意した契約書ではなく、お義母さまがご自身でチェックされた項目が反映されている契約書をノターイオさんに作らせたんであります※

スゴイよ。。(汗)。。

さすが、元キャリアウーマン。。手腕が生かされてマス。。

そして「契約書、一語たりとも変えるべからず」とのお義母さまのお言葉を受け、早速相方とともにこれ持って不動産屋へ行ってきました。

ビビッてました、不動産屋。。

それからこの契約書を現持ち主に見せるも、あんまり芳しくない反応だったようです。当たり前ちゃ、当たり前のことが書き連ねてある契約書ではありますが、現持ち主からしたら「してやられたゼ」って感じだったんじゃないでしょかね。ちょっと渋っていたようではありますが、結局この契約書を受け入れ、こちら側が提示した条件をクリアするまでは契約書にサインはしないこととなってマス。

この持ち主、実はまだ改装途中&無許可なんであります。なもんで、改装を終わらせ、許可をとり罰金を払い。。ってな手続き終了を待っているのですが。。

って、いつ終わるんですかぁぁあ

一応、お義母さま、私の意向も汲んでくれ、年内にこの作業を終了する旨を契約書に盛り込んでくれてはいますがね。。やること遅いわりに、手続きは複雑なんで、いつになることやら。。とほほ。。

そうそう、このノターイオさんてのは、高収入職らしいデス。大抵、親から子、子から孫へと受け継がれてゆくそうな。高収入といっても、客がいてナンボであります。決め手は地盤に人脈。今回のお義母さまが連れてきたノターイオさんもお友達の紹介だったそうで、やっぱり元がすでにあるんだったら、「こんなにオイシイ(?)職なんだから、受け継がせちまおう」(笑)って感じなのかしらんね。

イタリアの不動産に関わる職業はかなり旨みのあるもののようです。不動産屋なんて、ただ仲介するだけで売値の3%もって行きますからね。その後、問題が生じようが買った方の責任ってことで、アフターケアなぞないのが普通だそうな。。あるアパートを見学に行くために電話を入れた不動産屋なんて、見学当日来ませんでしたからね。見学説明してくれたのは、持ち主でしたです。こんな仕事っぷりでも、売値の3%はもって行くとのこと。。

今回の家探しで、イタリア人がみな口を揃えて、「気をつけろ!!」という意味が分かってきましたわ。不動産詐欺なんてのも日常茶飯事らしいですし。。でもこの業界のウマミも垣間見させてもらったので、かなり興味も湧いとります(笑)。一方、日本の不動産事情ってどうなんでしょ?ちょっと気になります。日本の不動産業界も旨みたっぷりなイメージですが、イタリアよりはちゃんと仕事してそう、だよなぁ(笑) 

※ノターイオさんは、相手側が連れてきた人ではなく、やっぱりこちら側が用意した信頼できる人でなくては、アブナイことも多々あるそうなので、こちらで不動産をお求めのときはご注意を、であります。メンドクセー
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by zefiro04 | 2006-10-18 20:22 | 隣人と不動産
隣人たち10
恋は人を変える。というのは、ホントですね。

階下の母娘の娘の方に、カレさんができました。

カレさんが自宅に来るのを気遣ってか、゛デンキケシテケ゛や、゛カギシメテケ゛の張り紙は取り払われ、夜中に怒鳴り散らされることもなくなりました。そして外見にも気遣いが見られるようになりましたです。以前のようなジャージー、ノーメイク、ざんばらパーマ髪ではなくなり、今日は髪はロココ調(?)、つけ睫らしきものをバッチリ付け、ピンクのセーターで自宅から彼さんの腕にしなだれかかって外出して行くのを見かけました。私にとってはモンスターですな。の一言ですが、美への果敢なる挑戦は、他人へ干渉する時間も減らしてくれるだろうと、ホホエマシク見守らせてもらっています。

最近は夜も外出することが多くなり、ほとんど毎日朝からいません。最初は、職でも見つけたか?と思っていたのですが、違ったようです。ただ今、彼氏さんに全力投球中。みたいなのですよ。って、そんな彼女にほとんど一日中付き合える彼氏さん、もしかしてアナタも無職?と人事ながら心配ですが、平安の中でくらせるのは良いもんス。せめて、私らが引越しするまでは熱く暑苦しい関係を保っていただきたいもんです。

しかしどこで知り合ったんですかね。だって彼女、ほとんど外出しないです。ネットか?とも思いましたが、パソコン持っているとは思えません。。

では普通の一般イタ人はどういったとこで知り合うのか、というとですね。。まぁ今はネットも多いようですが、あとはディスコやらパブ、スポーツクラブなんてのもあるようです。あと、伝言メッセージで。という人もいました(なんでしょね、コレ。なんだかよく分からないんスよね)。そういや知り合いに本屋で知り合ったなんてのもいましたね。見知らぬ人にも躊躇せず話し掛けられるスンバラシイ特技を持った人が多いですからね、イタリア人。そんな彼らにとって、場所なんてあんまり関係ないのかもしれません。

で、気狂い娘ちゃんですが、彼女の行動範囲を見る限り上記のどれにも当てはまらない気がします。そこで思い当たったのが、ローカル情報新聞ではないか?と思うのですよっ。読んだことあります?私は一度道で拾って、熟読したことある(笑)んですが、もぉムホ--って感じ。

イタリアはご存知の通り、ちょっと郊外に行くと、小さな町が点々としています。そういった所のローカル出会い系は、私にはとてもリアルでありました。

26歳、セクシー、スタイル抜群。豊満。彼氏求む。○○←町の名

って、隣町じゃ--ン!!と、東京やミラノのような大都市だったらいざ知らず、こんな小っちゃい地域での生々しい情報にヒョエ~となったもんであります。

そこでこの娘ですが、40歳は越えておりますね。26歳セクシーとは多分いかないでありましょう。でもこのローカル情報誌なら大丈夫。私が見たのだと、上は確か70代くらいまでの恋人募集が載っていました。老いても華やかなんですね。良いことっすよ。そしてこの情報を見ると面白いんですね。やっぱり若い層は肉体的な魅力のアピールが大半ですが、これは30代くらいまで。40代くらいからは、男性は財力とか肩書き、度量(?)の大きさをアピールしてくるアナウンスが目立ってきます。女性は知性や男性にどのように対応できるか(話しを聞くのが上手いとか)、外見からはスタイル抜群というような文字は消え、゛感じが良い゛って点をアピールしてくる人が多いようです。

こういったローカル情報誌の出会い系欄、特に40代を越えたあたりからの情報は面白いです。結婚情報会社の募集情報も入り混じってくるんで。で、こういったとこに登録するのは、離婚や死別、40代以降くらいの方が多いらしいです(友達のイタ人に聞いたんで、ホントのところの統計は分かんないですけどね)。そこには、弁護士、大学教授なんて文字も「当方セクシー」のアナウンスに紛れて載ってたりします。なんかアンバランスな感じが面白いです。

それにしても、出会い上手と思われているイタ人にも結婚情報会社ってあるんですね。もちろん、引っ込み思案、出会いベタなんてイタ人も多数存在しますが、出会いなんてもんは自力で作る。って勝手なイメージが最初はあったので、ちょっと意外でありました。聞くところによると、そこそこの需要はあるようです。

話し戻って階下の娘ですが、この情報雑誌で彼さんを見つけたのでは?と睨んでるんですがどうでしょね。

ドーデモいいじゃん、そんなこと」と、相方の呆れ気味の言葉を受けつつもちょっと気になっております。

それにしても平和。。今、フとジョン・レノンの「愛が足らんから、戦争になるんじゃっ」と、オノ・ヨーコと「ベッド・イン」キャンペーンをしたことを思い出しちゃいました。彼女、愛が足りなかったのかしらんね。って、足らんからって、常軌を逸した行動は止めてほしいですわ。。でこれが行き過ぎると戦争になるのかしらんね。ジョン、深いですよ。早くに亡くなられたことが惜しまれマス。

あぁ、それにしても平和。彼女のシアワセがこんなにもご近所の平和に繋がるなんてっ。この平和のうちに早よ引越ししよっ。と、相方をせっつく日々であります。
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by zefiro04 | 2006-10-10 04:22 | 隣人と不動産
隣人たち9
中庭を同じくするレストランが持ち直したようです。

残念。。

多分、階下の親子、大家、他住民を含め、皆が願っていました。

潰れてくれ。。と。。

今はどうか知りませんが、このレストラン、すでに一年近く家賃を滞納してる。とことあるごとにレストランの無礼千万を私にグチっていた大家のひとりが私に言うたのは、今年の始め頃でありました。それから夏前に背水の陣で挑んだ゛飲み物+ピザで5ユーロ゛が功を奏し、ちょっと持ち直し気味な今日この頃。

このレストラン、一家で経営してますね。自宅は隣町にあり、通ってきてます。オーナーはA・バンデラス似のおっさん。またこれが、自分さえ良ければの典型的タイプ。参ります。

昨年の雨の多い季節のことでありました。レストラン一家、何を思ったのか飼い犬のでかでかドーベルマンを共有の中庭で飼い始めたんであります。世話は雇っているコック。

これが、夜中吼えるんですよ。。朝まで。。

ということで、ご近所さん皆揃って不眠症になってしまうという事があったんですね。晴れた夜には、思い出したように途切れ途切れに吼えるんですが、雨が降ると、間断なく朝まで吼え続けるんですな。また大型犬とあって、スンゴイ声でなくんですよ。。哀しげに。。そしてこの哀しき雄叫びに呼応して近隣の犬たちも吼えかえすんであります。

なもんだから、住民一同怒りまくり。で、ここで一致団結にはいたらなかったのですが、住民が住民キャラにふさわしき行動にそれぞれ出たんであります。うちはまぁ、普通。直接、寝れないからここに犬を置かないでくれ。と直談判。

バンデラス、「あっ、そう」で終わり。。

それから大家に言い、大家からも何度もバンデラスに言うも、「分かりました」でそのまま。

で、階下の母娘は犬を放したんですな。鎖から。コッソリと。。(確証はありませんが、状況から判断して絶対にキャツラだ。と私は見とりマス)

まぁ、一時的にこの問題からは逃れられるものの、この犬をバンデラスがコックに捕まえてくるように命じるらしく、その度にコックは自分の仕事そっちのけで犬探しに奔走する始末。道を自由に疾走する大型犬に町の人々、ビックリ。。

これが何度も繰り返されたんですね。。

実は、中庭を同じくする家族がもう一軒あって、゛マンジャガッリ゛(日本語で゛鳥喰い゛さん)というスゲー苗字を持つアーミーオタクのおじいちゃん夫婦が住んでます。変人さんですが、一般常識はある良い人です。このおっちゃんも黙ってませんでしたです。何度も直談判するも、バンデラスは暖簾に腕押し、糠に釘キャラですから、埒あかずだったので、警察を呼んだんですな。で、イタリアの警察です。雨の夜に絶え間なく吼える。って言うてんのに、晴れた日の夕方ころ(だったかな?)にちょこっと来て、「ないてないじゃん」で終わり。。

仕事、してください。

とは言うものの、警官が見に来てないてなかったんだから。ということで、あっさりとこの問題はいなされてしまったのであります。こんなエー加減な警察さんですが、こういったときに警察を呼ぶ。ってのは、自分の身分証明証を提示しなければならないそうな(そういうとこはキチッとしてるのよね。。不思議。。)

そんなこともあり、住民一同「ダメだ、こりゃ」ムードが漂い始めたころ。。。

犬、消えました。ある日突然。。

朝、中庭を見ると、犬小屋と鎖だけ残して、消えてました。

最初は、また放されたんだな。。と誰もが思ってたのですが、暫くしても戻ってこないので、大家や住民が「どこ行ったんだろ?」と噂してたんですが、結局分からずじまい。イタリアには、犬・猫の処分場というものはないそうな。では一体どこへ?

未だ謎ですが、一年近く経った今でも、犬小屋と鎖は中庭にそのまま残されてます。私は階下の母娘が一枚かんでると思うんですが、誰も彼女らとは係わり合いたくないと思っているので聞けてません(でもホントのところは、どうなんですかねぇ)

そして主のいない犬小屋はバンデラスが犬を想って、いつか帰ってきたときのためにと残しているのか、それともただ片付けるのが面倒臭いだけなのか。。そのままになってマス。そうそう、犬が消える少し前、犬と母娘(?)に翻弄されていたコックも消えました(コックと母娘の間にも゛物語゛があるんですねぇ)

この犬事件の前後って、そりゃぁ色々な事があったんであります。ちょっとした(?)トンデモネー行いが、住民同士を掻き回した時期でありました。階下の母娘にこの曲者レストランですからね。何もないわけないですわ。うちはビミョーに巻き込まれながらも゛事件゛そのものの核とは常に無関係だったので、どちらかというと高見の見物だったんですが。。それが最近は、レストランも再度に渡る母娘との争いに疲れたのか、完全無視を押し通していて、母娘の矛先が最も近くに住む我が家へ向いてる気もしないでもないんですよね。。

そんな昨年の怒涛の一年を、とうとうヴァカンスから帰宅してしまった母娘を目撃してしまい、ガックリしながら思い出してしまいました。。

母娘、なんだかイキイキとしてますよ。。

コワイなぁ、もうっ。。
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by zefiro04 | 2006-09-10 19:11 | 隣人と不動産
理想の住まいを求めて
お義母さまが、大量の洗剤と食料を持って泊りがけでやって来られました。

嫁指導にいらっしゃったのであります。

今までに何度も相方の実家にての嫁指導を希望なされてたのですが、のらりくらりと断り続ける私の態度に業を煮やされての今回のご訪問でありました。

今回は(?)、本当の本当に風邪を引いていたので、お断りしたのですが、「来られるのが嫌なんでしょっ!!傷付いた。。」とおっしゃられつつもやって来られました。

いや、マジで風邪なんですって。

って言うても信じてもらえなかったので、結局2泊3日を病身をおして(ちょっと大げさですが。。)、嫁修行に精進させていただきました。

も--う、大変っ!!でしたよぉ。。(涙)。。

今回の最大の目的は、゛掃除゛。お義母さま、漂白剤に始まり、台所用、トイレ用、洗面所用、廊下用、汚れがヒドイ時用えとせとらなどの洗剤をご持参なされて、厳しくそして細やかに掃除指導をしてくださいましたです。

いやぁ、そこまでしなくてもいいんじゃないスかね?

とは、自分に゛快適゛がモットーな無秩序な中にも秩序あり派な私にはいただけないものではありましたが、「人に見せるとき、恥ずかしいでしょ」、「汚い家はね、家の価値を下げるのよ」とか言われ、そりゃそうだ。と思う部分もあり、習っておいても無駄にはならんだろうとも思ったので、病身を押してプチ修行に勤しんだ2泊3日でありました。

でですね、お義母さまだけでなく、フツ-のイタリア人は家をキレ-に保つのは人生におけるミッションのひとつになっているようです。家探しを通してみた家も、かなぁり気合入ったお家が随分ありましたね。もちろん、日本人も世界に知れたキレイ好き民族ではありますが、一般イタリア人のキレイ好き度は、日本人のそれを上回っている気がいたします。

イタリア人にとっての゛家をキレイにする゛ってのは、自身が快適に気持ち良く過ごす。というよりも、゛他人に見せるため゛、゛家を売るときのため゛って要素の方が強いようです。お義母さまの家はですね、もぉそりゃぁビカビカです。ピカピカじゃなくて、ビカビカ。何から何までキレ---にしてますね。

キレイなのはもちろん良いんですが、キレイすぎて寛げないんすよね。なんかお里が知れてしまいますが、「よ、汚してはイカン」と気を使ちゃうんですよ。お義母さまも、どこか座ろうとすると、「汚れるから、コレ敷いて」とか、(家に)気を使われているのを知っているので、ガラッパチ系姉ちゃんの私にはちとキツイ(笑)

でもお義母さまが特別なわけではないようです。イタリア人の家、というのを家探しを含めて随分見ましたが、私が今まで見てきた家の約8割がビカビカかピカピカでした。多分、お義母さまぐらいは手をかけてらっしゃると思われマス。しかしこんなに家に気合入っている割には、結構あっさりと家を売買しちゃう民族でもあるんですよね。これ、不思議。

考えてみると、最初から゛売る゛かもってのが頭にあれば、家の手入れに気合も入ろうってもんかもしれません。その反対に賃貸だとまた違うようで、大して手をかけない人も多いらしく、うちの大家も歴代の店子たちの、家を大事にしない生活っぷりに嘆いていましたですね。

そう考えると、ゲンキンな民族かもね、イタリア人。

それはさて置き、2泊3日の嫁修行でありますが、無事終了いたしました。途中、何度か風邪のためにクラッときましたが、乗り切りましたですよ。でもですね、キレイに越したことないんですけど、住む人が快適で寛げる家。っていうのが私にはやっぱり理想なんだよなぁ。人に見せるためよりも、いつか売るためというよりも、ズ--ット、愛着持って末永く付き合える家で、畳の上でゴロゴロしたり、こたつのまわりに本積んでみたり、枕にしてみたり。。あぁ、怠惰(笑)。が理想っすね。

相方に、「最初から売ることを考慮して家を買うことよりも、最初から一生快適に住めそうな家を探しした方が良い気するんだけどなぁ。まぁ、予算の関係もあるけどさ」と聞いてみましたです。すると、「イタリア人は家に対する要望が多いんだと思うよ。それに家族全員が納得する家ってのも中々ないしさ。だから理想の家を求めて。。ってのもあるんじゃないかな(笑)」だそうな。

見てると、彼らって合理的なんだよな。家族が増えたから、広い家へ。家族が減ったら、小さな家へ。通勤が大変だから、便の良いとこへ。家を買って郊外へ住み、都心へ働きに行く日本人が片道2時間くらいかけて通うなんてザラ。ってな話をすると皆驚きますよね。

ライフスタイルに適した家と自分の理想の家を求めて、サクッと売買するイタリア人と、家のためなら長距離通勤も厭わない日本人。おもしろいっすね。でも、イタリアって交通の便、悪いからな。日本みたく、本人さえ我慢すれば長距離可能な日本の状況とは比べらんないかもですけどね。

で、我が家の家探しですが。。も--ぅ、交通の便が良くて、ご近所問題なければ(これは、運だよなぁ。。)それでヨシですわ。将来はまた売ればいいしっ。

あっ、ちょっと思考がイタリア的(?)になってきてるかもですね(笑)
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by zefiro04 | 2006-09-04 17:13 | 隣人と不動産
隣人たち8
相方と近所の美術館へ行き、爽やか気分で帰宅したら、うちの真下に新住人がやって来てました。

ここ、元はうちのベッドを勝手に使っていたエジプト&イタリアンカップルが住んでいた部屋です。彼らが追い出されてから早数ヶ月。新住人さんがやって来るのは仕方のないことです。。

そうそう、ここの元住人ですが、追い出されたのち、大家から家賃未納分の取立てのため、裁判をおこされたそうです。その後、どのような結末になったのかは分かりませんが、当事者でない大家のひとりが言うには、「とりあえず、ソファーなんかの金目になりそうなものをアパートに残して行ったから、まずはそれを売るらしいわよ」なんて言ってましたです。そんな金目のモノになるらしいモノが運び去られた後は、嫁さんのお父上が掃除やら壁塗りやらにやって来てましたね。たまに相方が、「ブーたれながら壁塗ってるよ。なんだかカワイソだよね」なんて言ってました。

願わくば、今度の住人さんはフツーの人であって欲しいもんス。。

と、短期ではありますが、避暑のために3階にも新住人さんがいらっしゃってマス。品の良さげな老夫婦と孫娘の三人です。この家族は、うちと階下の母娘と同じ出入り口と共有の廊下の電気を使いますね。

で、

やっぱりこのアパートのただならぬ雰囲気を察したらしいです。。って、こうベタベタと分けわからん貼り紙や、廊下の電気を使えないこと(母娘バカンス中なんで、廊下の電気勝手に取っていってマス。。)に疑問と怒りを覚えたらしいです。

当然といっちゃ当然ですわな。

そこで、母娘お手製のデンキケシテケ貼り紙に彼らの疑問が書きなぐられてました。。

電気消せって、どこの電気のこと言ってるのよ!!(母娘、電気とってってますからね)、ドアの鍵閉めろって、個人別のインターホンがないんだから閉めてどうすんのよ!!」とこんな具合です。

全くもって、当然の言い分。

でもこれを母娘が見たら、トチ狂いますぜよ。。そしてまた怒鳴りちらすんだろなぁ。。

なんて、ドンヨリしながら我が家への階段を登ってる途中で、3階の老婦人とバッタリ出くわしてしまいましたです。

で、

どうして、ここは廊下の電気がつかないの?

と聞かれました。どうやら雰囲気からすると、うちが巨悪の根源と思ってらっしゃるようです。なんだか悪いとこかぶりまくりですね。うち。。

とりあえず、全ては階下の住人の仕業なんだというと、「でも居ないじゃない」とのこと。だからここに居る私らの仕業と思っているらしいです。。とほほ。。

実は、私に聞く前に、大家婦人に電気やドア、貼り紙のことについて聞いたらしいです。そしたら、「知らない」と答えたそうな。って、誰が貼り紙はって、誰が電気取っててるのか知ってるじゃないですか---!!っと私が叫びたいところですわ。まぁ、そんなこんなで、この短期住人の老婦人はうちの仕業と思ったらしいです。もう、いい加減にして欲しいッス、ホント。

仕方ないので、かいつまんで、彼女らが引越して来てからのアパート変遷史と、住人が彼女らのことをどう思っているか、今までにどんな振る舞いをしたのかを軽く話しました。

そんなの、オカシイじゃないのっ!!

ハイ、オカシイです。

でも老婦人、怒り収まらずだったので、「狂ってますから、あの母娘。大家以外は皆知ってますよ。そして今は皆無視一徹です。うちはもうこんなのと一緒には住めないので、家探してます」に、またひとつふたつエピソードを付け加えて話したら、「よ、良かった。。うちは夏の間だけだから。。」と孫の手をひき去って行きました。。

ホントにあなたはラッキーです。だって、夏の間だけですからね。。

でもここはビビらず、あの母娘と対戦して欲しかったなぁ。。なんて淡い期待もあったのですが。。う~ム、残念。

そうこうしてるうちに、相方が帰ってきて、ふたりでちょっと散歩へでも。。と家を出たら、今度は3階から大家と老婦人のダンナさんが一緒に降りてきて、うちの方へドスドスと歩み寄ってきました。

なんで、廊下の電気がつかないだ?どういうことなんだ?うちは53年間、夏はここに来てるけどこんなことはなかったんだ!!どういうことなんダ?」とご立腹でありました。。

だ・か・ら、うちじゃないんですってばよ---!!

とそこへ相方、「廊下の電気がつかないのは、階下の住人が電気を取って行ってるからです。このこととうちは関係ありませんから」と言うと、「なんでそんなことするんだ?」に、「知りません」と相方。で、終わり。

後から大家婦人と出くわしたので、言いました。「この貼り紙はったのや、電気を取っていってるのが彼女らだって知ってるのに、なんで『知らない』なんて言ったんですか?3階の人たち、うちがこれをやったと思ってましたよ!!」とに、「ひひ。。『電気消せって、どこの電気のこと言ってるのよ!!、ドアの鍵閉めろって、個人別のインターホンがないんだから閉めてどうすんのよ!!』。。だって。ここの廊下の電気はうちが払ってるんだから、オカシイわよねぇ。当然よね。。ひひ。。」と、貼り紙に書き足された文を読み、なぜか満足げな様子。そこへ、「これ見たら、また発狂して怒鳴りちらしますよ」と言うと、「ひひ。。」と楽しげに口の端で笑い、去って行きました。

ダメだ、こりゃ。。タヌキだわ。。

全然私の質問に答えてないし。。でもここで分かったのは、廊下の電気代はやっぱり継続して大家が払ってるんですね。ってことは、この母娘、否がおうにもこの廊下の電気を使わせず、大家が払ってくれてる電気代は自分たちの電気代の足しにでもしようって魂胆ですね。

セコすぎ。。

って、払ってるんだったら、大家も母娘に電気取ってゆくな!!って言えよ!!って感じですが、もう関わりあいたくないんだろな。って、「出てケ!!」って言っていいでしょ。これは。

スイスだったら、こんなこと有り得ないよね。すぐに追い出されてるよ。最悪、イタリア。。」と相方であります。

人に優しい国(?)なのは良いですが、優しくする人、間違ってますよ~

なんだか釈然としないんですよね。。

あぁ、早く引越したいな。。
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by zefiro04 | 2006-08-14 17:56 | 隣人と不動産
イタリアの物件
相方、突然着替えて浴衣になってました。そして一言、「オチャ、オネガイシマス

かわいそうに、相当日本へ行きたいらしいです。というか、「帰りたい」とか言うてました。って、アナタの祖国はイタリアですから。。

その後は、都都逸や浪曲、常磐津とか渋すぎる日本の伝統音楽に茶をすすりながら耳を傾けてましたです。

落ち着く。。」んだそうです。。

でもそんなに日本へ行きたいオ-ラを出されても、行けないもんは行けません。

で、日本へ帰れない理由のひとつである、問題の家探しですが、私は大いに場所に不満あり。ではあるのですが、相方&相方の両親が気に入った家を見つけ、ヴァカンス終了を待って、相方の建築家の友達が査定に入ってくれることになっているので、家探しはそれまで小休止中であります。

いやぁ、それにしても色々な家を見させてもらいましたわ。

天井、見てください」と不動産屋さんが指差すとこを見ると、「腐ってます」とか大真面目に言っちゃう不動産屋さんもいましたね。この家、天井、屋根、壁と腐ってました。家の中もカビの臭いがしてるという欠陥だらけの家であります。でも広いのと、便が良いというのがウリ。他には、広大な緑の敷地の中に一棟5、6軒からなるアパートが数棟あり、この森のような公園は住民のみが使えるという私有公園地がウリの物件、はたまた部屋面積自体は小さいけど、個人の広い庭があるアパ-ト、迷路のような古い住宅街にある3階建ての縦長一軒家や、1階と地下1階が繋がっている9年間未入居のアパ-ト。ここを見に行ったとき、天気の悪い夕方で、地下を見に行ったら真っ暗。不動産屋さん、「まだ電気付いてないんで、真っ暗です」と平気で言っちゃえるところがイタリアンですわな。家見に行って、暗くて見れないってどういうことっ?!なんて当り前のツッコミが通用しないところがイタリアです。って、ツッコむだけ不毛です。

そうそう、メチャこわい家がありました。離婚して、ローンが払えなくて売り出してる家なんですが、絶対に風水的にも離婚をせねばならぬ家だったと思われます。玄関正面の壁一面を覆う大鏡に、黒ペンで詩と葉っぱがめいっぱい書かれてあったり、部屋は緑や赤、青、オレンジなどの色で塗られ、赤い壁の部屋には、首だけのインディアン風の少女の塗り絵を切り抜いた紙が貼ってありました。これ、目だけ切り抜かれてましたね。。コ、コワイ。。そして、最上階には、屋根へと続く梯子がかかってたのですが、そこから見える天井裏は、湿って腐ってました。不動産屋さん、「もし見たければドウゾ。僕、ここで待ってますから」ですと。誰も上がりたくありませんから。。

そういえば、売り出し物件にオプションとして、もれなくアバラ家がついてくる。ってのもありました。2階建てで屋根は腐り、壁はほとんど崩れてました。

いりません、から。。

って、言うても、イタリア人はこういう物件を買って改修して使う人も結構いますね。今流行りのアグリツーリズモのアバラ家版なんてのは郊外行くとたまに売り出してるのを見かけます。ヤル気のある農家は改修したりしてアグリなどとして使ってみたりもするようですが、改修費や維持費を考えると、売り出したり放置されっぱなしの物件も多いようです。

あと面白いところでは、教会が売りに出されてるのも見たことあります。「これは。。(汗)。。」と相方に訝しの視線を送ると、「あぁ、たまに教会も売りに出されてるよね。大丈夫、神さんも引越し終わってるよ」だそうな。って、引越し先、決まってたんでしょうか。神さんバガボンドと化してないんでしょうか。。気になるところデス。

いやぁ、最近はすっかり不動産屋のショ-ウィンドウを覗くのが習慣になってしまいました。色々なものを垣間見ることができますね。そして異国だと尚更であります。

ここって、緑も多いし便もよくて良いとこなのに、なんで値段安めなの?」なんてのを聞いてみると、それにはワケが。。あったりするんですよねぇ。ちょっと目をこらして見てみると、その土地の人の流れや歴史が見えてきたりします。

よかったら、街をプラッとしてる時にでも、覗いてみてくださいまし。
面白いですよ、ほんと。
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by zefiro04 | 2006-08-07 16:20 | 隣人と不動産


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