伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
カテゴリ:音のあるくらし( 8 )
オノレの音楽体験を振り返ってみる~ミュージックバトン
kaiokoさんから、ミュ-ジックバトンなるものをいただきました。
ではでは、早速。。。。

☆コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
あっ、分からんデス。。。

☆今聞いている曲
C・バルトリの「Viva Vivaldi」と題されたパリでのコンサ-トビデオ。全曲ヴィヴァルディの曲で構成されてます。熱いデス。と、第一ヴァイオリンのおやっさんの動きと表情がイイです。それと、たまに踊りたくなると映画『カストラ-ト』のコンサ-トシ-ンを見ながら聴きながら踊ってマス。やっぱり、熱いデス。

☆最後に買った CD
ここんとこ購入してないので、最後に買ったもの、覚えてませんです。。。。

☆特別な思い入れのある 5 曲
1)映画『バクダット・カフェ』の「コーリング・ユー
これ、ヒットしたのはジュヴェッタ・スティ-ルという女性が歌ったものですが、ボブ・テルソン(男性)が歌ったものの方が好きです。

※高校生のころ、腹立たしいことがあったり、昼寝するときによく聞いてました。寝れます。そしてこのゆるいテンポが怒りのテンポと正反対で、怒り鎮火力は絶大でありました。

2)ユアン・マクレガーの出世作『トレイン・スポッティング』の「ボ-ン・スリッピ-」。

※ひとりで年の瀬のパリで安宿に泊まっていて、夜にオレンジ色の電灯の下、食堂でぼんやり座っていた時にラジオから流れてきた曲。ここで、再婚した父親にひとりで会いにきた淋しげなアメリカ人の少年や、日本語を独学しているポルトガル人の国際弁護士のお姉ちゃん、日本の豊かさを羨やむ東欧の学生らに出会いました。人々の人生を垣間みたことと、飛行機に乗り遅れて大変な思いをしたことを思い出します。

3)J・ジョプリン「サマ-・タイム
これ、ガ-シュインのオペラ『ポ-ギ-とベス』の中で歌われるアリアをロック歌手の彼女が歌ってます。冷えびえとした彼女の歌声は、なんびとも真似のできないスゴサを秘めてます。ドラッグ漬けでこれだけの歌唱ができるとはっ。驚嘆。。。

※学生の頃、友人が有名なジャズ喫茶やバーなんかへ連れて行ってくれたのですが、その際、リクエストを所望されるとこればかりリクエストしてました。ってジャズの曲、知りません。そんな別世界を紹介してくれた彼は数年前、精神を病み自殺。。。この曲、難しいです。人生も難しいです。そんな様々なムズカシさと本で読んだJ・ジョプリンの人生、彼の人生がぐるぐると渦を巻き、彼を思い出します。今では彼の顔をよく覚えてないけど、なんとなく当時連れていってもらったジャズバ-で感じたこととか、雰囲気とか。。。思い出します。

4)バッハBWV508「Bist du bei mir
よく結婚式などで歌われる曲。

※音大生なんてもんをやっていた時、授業で歌った曲です。発表会をする段になり、皆がみなこれを選ぶので、「アンタ、他の曲にしなさいよ~」とかケンケンゴ-ゴ-した曲。単純な旋律ながらも、「神の領域」入ってる気がします。ちなみに、私はこの曲を歌うのをあきらめた派です。。いつかどこかで歌えるといいなぁ。

5)Japanese Koto
お題どおり、琴の曲集。さくらさくら、荒城の月なんかが入ってマス。

※まだ相方と交際中のある年末のシンシンと冷える夜に、なにか音楽でもかけよかね。ということになって、「コレ、いいよ~」とかけてくれました。ズッコケました。。。これを聴きながら、私が持ってきたエセ書道セットで私の帰国の土産と、友人たちへの年賀状代わりに、半紙に鶴やら亀を模写していました。ナツカシ~。今でもたま~に思い出したように聴いてます。落ち着くそうです。他には太鼓なんかも好きだそうです。。

☆バトンを渡す 5 名
スイマセン、思いつきませんです。。。

よく考えると、こういう質問の答えって考えたことなかったです。思いつくままに書いてみて、いかに自分が節操のない音楽体験をしてきてるのかが判明。。。もう十年後にもう一度自分に問うてみたい気もしますね。。。kaioko姉さん、ありがとうございました。
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by zefiro04 | 2005-06-28 07:50 | 音のあるくらし
日々の努力に勝るものナシ
こちらへ引越してくるとき、小さな電子ピアノを持ってきたのですが、
音を出すためのCD-ROMを日本に忘れてきてしまいました。。。。
いつものことですが、万事がこの調子。。。

ということで、音楽やってますが音出すもの持ってない状況。。
なもんで、いい加減な絶対音感で音とって練習してます。マジやばいです。
そのうち重唱やるんで、みといて」と言われて、4曲渡されたのはいつだったか。。。で、「金曜にピアニスト呼んで皆で合わせ」と言われたのが今日

顔から血の気が引いてしまいました。。

来週はイタ語のテストがあるってのに、曲はドイツ語と英語。。。
イタ語どころじゃありません。あれ、これってクリアーって読むんだったケ?
とか今頃言ってる自分と、相変わらずな語学力が情けない。。。とほ~

しかも英語はちょい古語で、早口言葉入ってます。ドイツ語、発音しにくいです。。。
イタ語のテストは捨てることにしました。

いつものことながら万事がこの調子。。。
気合入れてやらないと、赤っ恥かいて皆に迷惑かけてしまいます。。。
明日は練習しに、教会へオルガン借りに行こうかしらん。。。

ただ今、CD聴いて記憶中??。これだけ必死に聴けばイタ語もどうにかなりそうな気もしますが、曲はドイツ語と英語。。。そしてなんだか疲れてブログ中。

どうにかしたいこの性格

ダメな自分をこれで終わりにしたく、ダメ自分をいつでも思い出せるようにと戒めに記してみました。ということで、これからは毎日を大切に過ごし、努力したいと思います。って、学生の時から同じことを繰り返している気が。。。いやいや、ほんとのほんとに今度コソ!でありまする。

では、もうひとがんばりしましょうかね。
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by zefiro04 | 2005-06-02 05:57 | 音のあるくらし
ルチアーナ・セッラのマスタークラス
ルチアーナ・セッラのマスタークラスが無料で聴講できるというので、
リュックに辞書とりんごをつめ、行ってきましたです。

セッラはもうそろそろよいお年なので、歌手としてよりも先生としての方に比重が傾きつつあるソプラノ歌手さん。スカラ座をはじめ、様々な劇場でキャリアを積んできた人なので、ご存知の方、多いのではないでしょうか。

私は彼女の声はあまり好きではないのですが、とても発声の良い人で、少ない声量でもかなりのところまで声を飛ばせるワザを持ったお方であります。

そんなセッラのマスタークラス。。。

や~、面白かった~

会場の雰囲気も和気あいあいで、発声からレッスンするのを見ることができるので
非常にわかり易くになるものでした。

生徒たちには、「テッゾ~ロ!違うわよっ!」と愛のムチ、ビシバシ。
褒めるところは褒め、的確に弱点を指摘しアドバイスを与える。
教師としてのセッラの方が、私にはなんだかイイ感じであります。
※テゾ-ロ(tesoro)/宝・宝物・極めて貴重な物(人)

歴代の歌手さんたちは、キャリアの後半くらいから教え始め、引退後は教師として第二の音楽人生を歩む人が多いようです(もちろん、現役バリバリの頃から教える人もいますし、色々でありますね)。

スンバラシイ歌手が、スンバラシイ教師になり得るか?というのは中々難しいものがありますが、セッラはとても良い教師のような気がします。そういえば、フレ-ニも教え始めたとか。。。「どお?」と聞くと、「う。。。ん。。。」とのお答え。どうなんでしょうね。でもちょっと受けてみたい気もするなぁ。

そうそう、このクラスに、知り合いのバスくんが、彼氏のテノ-ルくんと生徒として歌ってました。いやぁ、ふたりともイイ声でありました。

いい声だね~」の私の言葉にはにかみながら
も~ぅ、風邪ひいてて上手く行かなかったぁ~」とバスの彼。
彼氏のテノ-ルくんを紹介してくれるときは、
彼はね、ドイツものもト-ッテモ上手なのっ」と、さらにはにかんでいる姿は、ゴツイけど、カワイイという形容詞がぴったりでありました。お揃いの指輪もなんだか微笑ましい。これがこと音楽のことになると、とたんに学究の徒になりマジメな顔になるのがなんだかおもしろかったです。

もし音楽好きなら、お近くの音楽大学の掲示板を覗きにコソッと行ってみてはどうでしょ。
よくマスタ-クラスのお知らせが貼ってありますよ。大抵は無料。私が学生の時は忍び込めてました。。。

なんだかクラシックなんてねぇ。。って方、上野の文化会館の最上階に音楽図書館があります。無料でオペラをはじめ、様々な音楽にかんするCD、DVD、ビデオが聴き放題で見放題。話題になった音楽映画も観れます。楽譜もありマスね。よかったらドゾ。要身分証名証。そういえば、よく友達と待ち合わせる時に早めに来て観てましたね。。。ナツカシッ。うちの近くにもこういう音楽図書館、あるといいのになぁ。
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by zefiro04 | 2005-05-28 06:59 | 音のあるくらし
追悼ミサにて
法王さんが亡くなったというニュ-スを聞いた夜に、教会の合唱指揮者から、月曜の夜に練習をし、水曜の夜に追悼ミサで歌うから、という電話がありました。

本番は昨夜。平日のミサにもかかわらず、小さな町の教会は人で埋まっていました。
厳粛な雰囲気でミサは滞りなく進み。。。と書きたいところなのですが。。。

参列者も顔を歪めるほどの合唱のヒドサに、厳粛というのとはちと遠い。。。
ミサでありました。

スマン、法王さん。。。

平日の予定になかった練習に、急遽組んだプログラムで臨んだ追悼ミサ。。。
しかも無伴奏という離れ技の曲ばかり。選曲は良いものだったと思いますが、この合唱団の実力を考えると、ムリのある選曲でありました。

この合唱団、
猛烈にへたくそであります。(でも私はとてもここが気に入っているのですが。。。)。
私が休むと、「あんたがいないと、音とれないじゃない。ちゃんと来てよねっ!」なんて真顔で言われたりします。伴奏ついててこれなのです。

一度、相方が聴きに来てくれたことがあるのですが、その時の感想は「ポリフォニー?
これは嫌味でありますね。。。歌っている人の数だけ旋律が聞こえた、という。。。(本来の意味とは違います)。※ポリフォニー(多声音楽)

で、今回の本番では。。
追悼ミサというので、いつものメンバー+いつも練習に来ない人も、これには参加していたりと
飛び込み参加OK??なの??ってな顔ぶれ。そんな状況の中、無伴奏。。。

ミサの間中、指揮者の表情は歪みまくっておりまして、最後のアヴェ・マリアにいたっては、
終わったと同時に、ののしりのお言葉をいただく始末。。。(追悼ミサです、教会です!)
で、その後は「ソプラノの出だしがひどいから、こっちもつられちゃったのよっ!」とか
「テッノ--リッ!あんたたちもしっかり歌いなさいよっ!」とかとか。。。静かにののしり合っておりました。。。指揮者は「他はいいんダッ!自分のパ-トをしっかり歌えば!」。
正論です。。。  

法王さん、スイマセン。。。。
ちょっとハチャメチャになってしまいましたが、皆法王さんのことを深く想っておりまする。
どうか安らかにお眠りくださいませ。。。
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by zefiro04 | 2005-04-07 22:13 | 音のあるくらし
24日、24時。
さきほど、24日夜24時からのミサが終わりました。

6枚も洋服を着込んで雪だるま状態で出陣するも、小さな教会内は人で埋め尽くされ
その熱気で暖かく、着込み過ぎの私には暑いくらいでした。

深夜の教会でのミサは静謐で、お香の煙がゆらゆらとゆっくり立ち昇ってゆく中で
進んでゆく儀式は、不思議な力を持っているように感じました。

歌の方は、指揮者があまりの(いつもの)下手さに顔を歪めるも、どうにか無事終了。
オルガンもお世辞にも上手い、とは言えませんでしたが、なぜかそこがまたイイ味に聞こえ、ほんわか暖かい演奏でした。

終わりにはみなで「アウグ-リ」と声を掛け合い、頬にキスを3度交わしあい
ナタ-レを祝いました。

本当は写真を撮ろうかとも思っていたのですが、誰ひとりカメラを手にしている人はおらず
静かに祈り、祝っていました。そんな彼らを見ていたら、写真を撮ることは忘れていました。

明日、もう一度ミサがあります。

アウグ-リ。
みなさんにとって思い出深いナタ-レ(クリスマス)でありますように。
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by zefiro04 | 2004-12-25 10:05 | 音のあるくらし
クリスマス(ナタ-レ)に、教会で歌う曲
クリスマスですね。
イタリアでは、クリスマスのことをナタ-レと呼びます。
皆、どのようにこのナタ-レを過ごすのかというと、教会のミサに
参加したり、家族と過ごしたり、というのが一般的なようです。

で、教会で合唱をしている私なんかが、この時のミサにかりだされるわけです。
出番は、24日の夜24時からと、25日の朝10時30分からのミサ。
結構ハ-ドであります。。。

歌う曲と、ミサの進行を紹介させていただくと、こんな感じです。。

Ingresso Cantique de Noel A.C.Adam
Kyrie Kyrie tropato
Gloria Gloria in excelsis J.Schweitzer 24日のミサのみ
Salmo responsariale Tutta la terra ha veduto C.Monti  25日のミサのみ
(strofe al lettore) Oggi è nato per noi il Salvatore G.Mezzalira 25日のみ
Alleluia Alleluja W.Boyce
Dopo il Vangelo In questa notte splendida C.Chieffo
Offertorio
Santo Santo J.Schweitzer
Spezzar del pane Christo,ver uomo e Dio Frà Serafini Razzi
Padre nostro Padre nostro Gregoriano 24日のミサのみ
Comunione Adeste fideles J.F.Wede
Quem pastores Anonim.Tedesco,1555
Nell apparir del sempiterno sole G.Soto da langa
Canto di auguri Ding,dong,merelly on high Anonim.Francese,XVIsec.
Finale Tollite hostias C.Saint-Saens

しかし、教会は寒いです。
ホントに寒いので、下手するとナタ-レと新年を、風邪で布団の中で過ごして
しまいかねません。今から、どう防寒して行こうかと思案中。

さきほど、日本から持ってきたホカロンを一つ発見したのですが、
教会での合唱は本番、練習と含めてあと4回。。。
いつ、このホカロンを使うべきか。。やはり24日の夜でしょうかね。。。
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by zefiro04 | 2004-12-17 23:45 | 音のあるくらし
リチェオ・ムジカ-レ
北イタリアで、音楽の仕事やチャンスを得やすいとされる都市は
ミラノは言うに及ばず、ピアチェンツァ、パルマ、クレモナあたりが
挙げられると思う。日本人が数多く住んでいる街でもありますね。

残念ながら私の住む街は、上記のどれにも属さず、音楽的チャンスには
ちと乏しいと言われている都市。

自分としては、仕事のチャンスは今のところあまり興味はないが、
やはり、物心ついた時から慣れ親しんできた音楽を辞めてしまうのは
ナンだったので、「勉強」という視点から、先生探しを始めた。

まあ、紆余曲折あったのだが、運良く「リチェオ・ムジカ-レ」という
一般にも開放されている音楽学校があったので、見学に。

見学させてもらった学生は、彼女連れでレッスンに臨むイタリア人青年。
どうやらこの日は調子が芳しくないらしく、
「朝食べたスパゲッティのせいで調子が悪い!」と先生に直訴していた。

そんな彼だが、細身から出る声は特別なものは感じなかったものの、
すっきりと、素直な声で、先生の指摘も的確だと思えたので、
10月からの個人レッスンに申し込むことに。

で、10月からこの先生の個人レッスンに通い始めたのですが、
色々話しあい「声なくして、歌は無し」との私の意見もあり、
今は、大もとになるド基礎を学んでいます。

彼女は、F.ディ-スカウやE.グルヴェロ-ヴァ、E.シュヴァルツコップらを
教えたドイツ人(あ-、名前忘れてしまいました。。)に師事した人で、
自らも舞台に立っている現役の歌い手さんでもあります。

で、どんなレッスン内容かというと。。。
彼らも練習の際に行った、呼吸法を学んでいます。単純なんですけど、
やっていて、「こりゃ、完璧にできたら、ほとんどのものが歌えるワナ」ってな
くらい、体、呼吸ともに完璧なコントロ-ルを要求されるものです。

「1年くらいでマスタ-できたら、次考えましょうね~」と言われたが、
「マスタ-できるんかい。。」と、いつでも無防備で怠惰な自分の体を眺め
溜息つきつつ、練習の日々であります。

しかし、こういった比較的安価で、良質な教育が受けられ、広く一般人にも
開かれている公的な学校があるというのは、羨ましいかぎり。

日本にも、こういった形の邦楽中心の音楽学校があるといいよな~。
と、邦楽の響きにも魅かれる私はフと思ってしまいました。

リチェオ・ムジカ-レとは、
(ここ最近、プレコンセルヴァトワ-ルになったようだが。。)
子供から大人までが、自由に科目を選択して通える一般に開放された音楽学校。
コンセルヴァトワ-ルの受験を目指す人もいれば、会社帰りに趣味で通う人など
学生の目的は様々。金銭的にも先生との直接交渉がなくスッキリしている。
日本の相場に比べれば安いのではないだろうか。
講師陣は、現役のコンセルヴァトワ-ル教師、音楽家などなど。
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by zefiro04 | 2004-11-05 19:45 | 音のあるくらし
オラトリオ(宗教曲)
趣味で、週一回教会でのオラトリオに参加させてもらってます。(無料)
教会内の土地にある、付属の建物での練習ですが、
たまにミサとかで歌う時には、本番はもちろん、練習時にも教会内で
歌うことができ、シビレます。
オルガン奏者もつくので、かなり気分がイイです。

私が音大に通っていた時に、授業の一環として、合唱の授業があったの
ですが、当時の私の感想は「やってらんね--」などというイカンものでした。

しかし、なぜかこの教会のオラトリオは楽しい。
歌う時以外は皆イイ加減なのもいい。テノ-ルの声がひっくり返って、皆で
大笑いできる和やかなフインキもまた良し。

指導者は、全く別分野の人で、ヨ-ロッパ中を仕事で忙しく駆け回っている
研究職の人ですが、そんな忙しさの合間を縫って指導してくれています。

彼に「なぜ、(激務の合間を縫って)合唱の指導をしているのか?」という
質問をしたところ、
「イタリアといえば、オペラ、オペラ。合唱(宗教曲)という分野がオペラに隠れて
しまっていると思う。スイスやほかのヨ-ロッパ諸国では、重要だという認識があり、
活動も活発だが、イタリアでは残念ながらそうとは言えないのが現状。
しかし、合唱というのは非常に重要な分野だし、そして美しい。
私は合唱を愛しているんだ」との答えでした。

私たちが扱う曲は、オラトリオと呼ばれる宗教曲で、教会で歌われる類の
ものです。原語のラテン語で歌っています。

数年前に、日本でもグレゴリアンチャントと呼ばれるCDが流行ったことがありますが
あんな感じを想像していただければ分かりやすいでしょうか。
ほかには。。。
日本人にも馴染み深い、ヘンデルの「ハレルヤ」もオラトリオと呼ばれる分野に属します。
(ハレルヤは英語で歌われます)

学生の頃、ある友人に「ラテン語で聖書を読むと、昇天するらしいよ~」などと
囁かれたことがあります。友人曰く、それほどに聖書の言わんとしている事が理解でき、
感動できる。ということだそうです。それほどに奥が深く、響きの美しい言語ということ
なのでしょう。

ちなみに。。。
ラテン語文法はとても難しいとされ、習得は困難とも言われていますが、イタリア語
のみならず、フランス語、スペイン語などのロマンス系言語の大元になるので、
ラテン単語を2~3000語覚えれば、大体意味の当たりがつく、そうですが、
一口に3000語と言っても、相当な数です。ただ単語だけを闇雲に覚えるには、
相当の気合と努力が必要でしょう。。。

そこでオススメしたいのが、オラトリオ。
どこかでこの手の合唱に参加するもよし、楽譜とCDを入手し、疲れた時にCDを聴きながら
楽譜を眺めてみるもよし。。。。

オラトリオに使われている単語は、やはり「神」に関係してくる単語が中心となって来ますが
ラテン語の響きの美しさに触れられること請け合いです。
イタリア語の勉強に疲れた時にでも、「ちょっとラテン語」してみてはいかがでしょうか。

※ラテン語の発音は、ほとんどロ-マ字読みなので、とっつき易いです。
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by zefiro04 | 2004-11-02 04:13 | 音のあるくらし


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