伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
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結婚式の効用
土曜日は、教会の合唱メンバーの結婚式でした。
ソプラノパートのメンバーである彼女のたっての希望で、皆で歌ってきたのであります。

この合唱団に歌の依頼をするとは。。なんてチャレンジャーな。。。
なんて思ったのですが、本番はいがいにも良かったです。

(あんまり)音外さなかったし
(大体)テンポと音、あってたし。。。

前回の追悼ミサのことがあるので心配だったのですが、ミサ後のダメ出しがかなり効いたようです。

全てひどかったけど、特にアヴェ・マリアはひどすぎた!

追悼ミサ後の練習前に、指揮者が顔を紅潮させ(多分ちょっと泣いてました。。)、いかにあの曲が重要なものだったか、ヴァティカンでのミサほどとはいかないまでも、うちらの合唱ももう少しどうになならないものか!というダメ出しがありました。

「ヴァチカンの合唱団、そんなにイイと思わなかったケドぉお。うちらだって、やればできるわよ--」なんていう気合いの入った発言もありましたが、「やっぱ、ヤベー。どうにかせねバ」というのが大半であったと思います。いや、思いたい。。。。

そんな私達に指揮者がしたお願いとは
1)本番に出るのなら練習に出ること
2)指揮者を見ること
3)しっかり音をとること

。。基本です。。。

そんなダメ出しの後だったからか、結婚式の合唱は良かったです。
なんてったって、気合いが違いました。

式の合唱の間、私の後ろのおじちゃんが泣きながら歌っていました。
最初は「ナゼに泣く?」と思いましたが、新婦も、新婦の父も、最近では、新郎も合唱に加わっている小さな町の合唱団。このおじちゃんと新婦の家族とは色んな思い出があるのでしょう。

初めて結婚式での合唱なんてのをしてみたのですが、イイもんです。
合唱ということで、普通の出席者なら陣取れない場所に居ることができたため、式の間中、新郎新婦の顔を見ることができました。

なんとも幸せそうで、ほんわかわかわかしておりました。

その実、私は子供の頃から「絶対にあんな七面倒臭い結婚式なんてもの、やってたまるかいっ!」と、心に決めていたくちなのですが、自分自身もやって良かったと今では思っています。結婚って、自分たちだけのものじゃないし、大切な人たちに祝ってもらった日というのは、一生の記念になります。

式後に届いた、「ウヲッ」と一声上げないと持てないくらいのデカアルバム。うちの相方は「つらい時はこれを見るっ!」と表紙を撫でておりました。(最初はあんなに嫌がってたのに。。)
私は、「あんな大変なもの、もう一回やるくらいなら、こやつと添い遂げまする」と思っております。もうあんな面倒臭ぇものやりたかネー(?)。というのではなく、ここはひとつ「あいじょう」から出た発言(??)ということで。。(結婚式の狙いって、この辺にもあるよな気がしますが。。どでしょ)
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by zefiro04 | 2005-04-26 03:35 | いろごといろいろ
イセイジン襲来から早ン年の成果
ハハからのメールに、「お父さんがイタリア語の本を買ってきて、勉強してます」とあり、

ブッ飛んでしまいました。

と、苦節ン年を思い返し、「とうとうここまで来たか。。。」とひとり感無量だったりもして。。。

うちの父は酒・タバコ・パチンコをこよなく愛し、勉強とか海外とか日本人以外の人とかとかからは一万光年くらい離れたところで生きている人でありまして、イタリア=スパゲティ=ナポリタンという人。ハハは良くも悪くも大多数思考で志向なお方。「ご近所が~」と「みんなが~」は最頻出な日本語。弟はかなりの堅物。。。。と、特に日常を暮らすには問題ないフツー家族なのですが、、こと娘のムコがガイジンとなると。。。中々に手強い家族なのです。

相方とのことも、チチやハハ、そして弟にも「そこまで言うかい!」、というくらいのことを言われてきており、「同じ人間です」。というのもどうやらイマイチ理解していなかった節があるところから始まっているので、「イタ語の本を買ってきた」というのは、快挙なのではないか。。。と私には思えるのであります。

初めて相方がうちにやって来た時も、うちの家族は「イセイジン襲来」などと捉えていたのではないでしょうか。。。でも言葉は通じずともなんとかなるもので、えらく遠いらしいところから風呂敷に包んだおみやげ10キロ分のチーズやらワインやらをヒーフー言いながら持ってくる姿を目にしたら、ありがたい&申し訳なく感じたらしく、ハハとチチは両手をすり合わせて「さんきゅぅさんきゅぅ」とわけも分からず拝んでおりました(相方は日本人のお礼の仕方は拝み倒すことだと信じたらしく、暫くは両親と相方が拝み倒しあっている姿が見られ、面白いから数日間放っておきました)。

そんな雪どけ(?)を思わせる場面もとりまぜ、すったもんだした語るも涙な過去が私にもあるのであります。トホホホ。。。。

どうしてそんな両親が変わってきたのかというと、どうやら私のイタリアでの結婚式で出会ったイタリア人たちをいたく気に入ったのと、両親それぞれの友人知人関係から「イタリアのことは彼らに聞け!」とすっかりイタ通で通っているかららしいのです。

。。。。。

なもんで、両親からたびたびイタリア相談を受けるのでありますが、例えば、「イタリアに四季はあるのか?」、「雪は降るのか?」、「今度、ナポリに行く友達が、なに着て行けばいいか教えてくれって」(うちは北です。ハハ上!それになこと知りませんっ!)などなどなど。。。
そんな質問にも地道に答えていた自分の成果も少しはあるのではないか、と自画自賛してみたり。。。

で、早速、家に電話をして、チチの勉学ぶりをハハから聞くと、今はCDを聞きながらひたすらに「チャオ」の練習をしているとか。。。

続かねぇな、こりゃ。。。

とりあえず、チチに身近なビールとかタバコとかの単語から覚えて行けば~。とアドバイス。
どうなることやらであります。

あとは弟か。。。
実は仕事やらなんやらと逃げられていて(??)、まだ相方とは会っていないのであります。
ふ~。。。弟よ、アンタまだ若いのに、なに故そんなに頭かたいのん?

仕方ない、文句言うても相方が日本人になるわけでなし、私がイタリア人になるわけでもなし、弟がいきなしグロ~バ~ル人間化するわけでなし、家族を捨てるわけにもゆかないわけで。。。

イタリア好きの彼女でもできてくれれば変わるかナ~、なんて他力本願に考えてもみたり。。。ムムム。。。時が解決なんてのがきく弟ではないので、地道に懐柔策を練る不肖な姉なのでありました(弟よ、姉ちゃんがんばるッスよ。。。ふ~。。。)。
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by zefiro04 | 2005-04-18 21:08 | いろごといろいろ
追悼ミサにて
法王さんが亡くなったというニュ-スを聞いた夜に、教会の合唱指揮者から、月曜の夜に練習をし、水曜の夜に追悼ミサで歌うから、という電話がありました。

本番は昨夜。平日のミサにもかかわらず、小さな町の教会は人で埋まっていました。
厳粛な雰囲気でミサは滞りなく進み。。。と書きたいところなのですが。。。

参列者も顔を歪めるほどの合唱のヒドサに、厳粛というのとはちと遠い。。。
ミサでありました。

スマン、法王さん。。。

平日の予定になかった練習に、急遽組んだプログラムで臨んだ追悼ミサ。。。
しかも無伴奏という離れ技の曲ばかり。選曲は良いものだったと思いますが、この合唱団の実力を考えると、ムリのある選曲でありました。

この合唱団、
猛烈にへたくそであります。(でも私はとてもここが気に入っているのですが。。。)。
私が休むと、「あんたがいないと、音とれないじゃない。ちゃんと来てよねっ!」なんて真顔で言われたりします。伴奏ついててこれなのです。

一度、相方が聴きに来てくれたことがあるのですが、その時の感想は「ポリフォニー?
これは嫌味でありますね。。。歌っている人の数だけ旋律が聞こえた、という。。。(本来の意味とは違います)。※ポリフォニー(多声音楽)

で、今回の本番では。。
追悼ミサというので、いつものメンバー+いつも練習に来ない人も、これには参加していたりと
飛び込み参加OK??なの??ってな顔ぶれ。そんな状況の中、無伴奏。。。

ミサの間中、指揮者の表情は歪みまくっておりまして、最後のアヴェ・マリアにいたっては、
終わったと同時に、ののしりのお言葉をいただく始末。。。(追悼ミサです、教会です!)
で、その後は「ソプラノの出だしがひどいから、こっちもつられちゃったのよっ!」とか
「テッノ--リッ!あんたたちもしっかり歌いなさいよっ!」とかとか。。。静かにののしり合っておりました。。。指揮者は「他はいいんダッ!自分のパ-トをしっかり歌えば!」。
正論です。。。  

法王さん、スイマセン。。。。
ちょっとハチャメチャになってしまいましたが、皆法王さんのことを深く想っておりまする。
どうか安らかにお眠りくださいませ。。。
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by zefiro04 | 2005-04-07 22:13 | 音のあるくらし
まなぶ環境
私の通う語学学校について少し。。。

ここは高校の校舎を間借りしていて、私たちが生徒たちと接触しないように授業時間をズラしてあったり、職員が絶えず見ていたり、監視カメラもあったりと少し特殊な環境にある学校であります。で、トイレにいたっては、ひとつあるっきり。しかも男女兼用鍵ナシ。(教師には専用トイレがあり、彼らは鍵を持たされている)

こりゃヤだろ。と思い、高校生の鍵付き女性用トイレに行くことを試みましたが、職員のおじちゃんに止められてしまいました。(やっぱりトイレは、この鍵ナシの男女兼用ひとつのみを使わざるを得ないのです。。。一度、アフリカ系のタ-バン巻いた女性にドアを開けられるという苦い経験をしてからというもの、水分を控える、腹まわりを冷やさないなど、なんだか国会議員さんの牛歩戦術前の体調管理を思わせるようなことを毎日しております)

ナゼ?」と聞かれると、多分これだけの多種多様な人間が通うことへの配慮(?)でありましょ。ちなみに、学校の場所は警察署の裏。

ふたつあるうちのひとつの教室は落書きだらけで、お世辞にもキレイとはいえないし、授業中にはたびたび、上の階から悪ガキイタリア-ニたちが投げるジュ-スやらゴミやらが降ってきたりもします。最近では授業の終わり近くになると、教室の壁の上の方にある窓から次の時間帯の生徒であるアフリカ系、東南アジア系の兄ちゃんたちが顔を覗かし、中の様子を見ていてギョッとさせられもしましたが。。。どれにももう、慣れました。。。

よく分からんですけど、以前に通ったことのある私立の学校の時よりも、今の方が勉強している気がします。騒がしいわ、トイレの心配をいつもしてなきゃならないわで、体調も集中力も整えられるような環境ではないのに、不思議です。

やっと勉強する気になれたのかもね。と思ってみると、最低限の環境さえ整っていれば、どこででも勉強できるんだね。とも実感してみたり。。。

パスクワ休暇で今週は休校なのですが、学校、行きたくなってます。
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by zefiro04 | 2005-04-01 06:23 | ことば


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