伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
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骨董市にて
ョ-ブ、買っちまいましたですよ。。。

連日の骨董市めぐりで、火鉢、箪笥などなどをねだられるも、
ハウスマネージャーの使命としては首を縦に振れなかったのですが、なぜか屏風には『買うてヨシ』と言うてしまいましたです。。

これは彼にではなく、売り手のオジサンの気迫に負けてのことであります。。とほほ。。

視線を逸らさずまばたきもせず、ジッと見つめられて、「で、どうするんで?」と時代劇かかった口調で詰め寄られ、「ゴ、五千円ですかぁ。。」と、少々後ずさりしながら私。これにすかさずビシッと三本指を立て、「三千円で」と一言。「なんでそんなに安いんですかぁ」と訝しげな我が問いには、「気に入ってもらったんで」とグイッとにじり寄られてまたまた一言。。

無駄がないのよ、すべてに。。。

相方に、「三千円だってサ、欲しいの?」と聞くと、満面の笑顔で頷きまくり。。。「自分で持って行きなさいよ~」にも頷きまくりで、購入と相成ったわけですね。。

なんだか骨董市の店主さんたちは、静かな気迫に満ちている人が多い気がします。

『う~ム、あなどれん。これがフリマと骨董市の差か?』なんて考えていると、「ヨヲッ!」と連日の骨董市で顔見知りになった、気迫なぞはついぞ感じさせないホンワカとした店主のおじさんに声を掛けられたので、「調子はドですかぁ?」と聞くと、「ぜ~んぜんダメェ」と笑顔で返答。ヒョイッとおじさんのお店を覗くと、この間と全然品揃えが変わってないし。。売らないとっ!おじさんっ!

もしかして、気迫に欠ける者(モノ)は寄り集まってしまうのかしらん。。(いやいや、離れがたいのカモ(?)。。)そういや傑出した品とか人とかで群れてるものって少ない気がするなぁ。

売れてる店はどんどんお店がスッキリしてくるのに反比例して、我が家にはお安いコットウちゃんたちが山となってゆく。。。ってなことで、すでにうちには渡伊予定のガラクタ。。いやはや骨董が山になっております。。。

どうすんのよ、これ?

でもよ~く見ると、お安くて骨董的価値は低いながらも、なんだかカワイク愛らしいのですよ。ひとつ100円のおちょこがゴロゴロ寄り集まっている様なんか、『一生かわいがってやってもよいぞヨ』なんて、エモイワレヌ気持ちが沸きあがってきたりもします。

”気”がビシバシ放出されている孤高の一級品にも憧れますが、今のところは気合なんか微塵も感じさせないユル~イお品が我が家には合っているようです。

だけどどうしましょうかね、この荷物。。。
あぁ、ため息。。。
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by zefiro04 | 2005-08-28 23:00 | そんな旅もありました
出会い
パッセンジャ-」って言葉がありますよね。辞書なんかを引くと、「旅行者」とか「通り過ぎる人」とかとかとあります。

東京の街を歩いていると、とにかく沢山の人たちとすれ違うのですが、このすれ違って行く人たちとお知り合いになったことは今までの私の人生の中では一度もないんですよね。

でも東京の街中では言葉を交わすこともなく「通り過ぎる人」である「パッセンジャ-」が、飛行機に乗っていざ「旅行者」となった時、お知り合いになれる率ってグンと高くなるよな気がします。

やっぱり長時間を同じ空間で過ごすという特殊な環境下にあるからかもしれませんね。しかし最近は以前に比べて、このお知り合いになれる率がグッと低くなってるんですよね~。

なぜだしょ?

多分、「快適」になったからじゃないかなぁ。と思うのですよ。自分の好きなときに映画が見られたり、ゲ-ムができたりと、いわゆる「ヒマつぶし」が充実してきたお陰で、「ヒマつぶしに、誰かと話しなぞをしてみる」という機会が格段に少なくなったような。。。(って、そんな進化した飛行機内の「ヒマつぶし」に我先にと飛びついマス)。

でもちょっと思い出してみると、飛行機内では普段は話しをする機会が中々ないような人たちと話してたりするんですよね。例えば。。日本の某宗教家を崇拝するイギリス人ヴァイオリニストの卵、共産圏への旅行が人生最大の楽しみと話すタクシー運転手に、手品で登校拒否児を釣り(?)クラス内登校拒否児ゼロを達成した小学校教師。。などなどと、結構楽しい人たちと出会ってるんだなぁ。

今回の帰国する際の便では、隣にオ-ストリアのアニメーターを目指すお姉ちゃんが座っていたので話しかけてみたらエラク盛り上がってしまい、「アンタ、面白いわね。どお、この後コ-ヒ-でも?」と誘われました(でも両親が迎えにきてくれてたので、お茶できませんでしたが。。ちょっと残念。。)。

いやはや、凡人普通田舎生活を送っている私にも「パッセンジャ-」という名の「旅行者」に変わった時には、こんな一期一会な楽しき出会いが用意されていたりするんですね~。それを考えると、ともすればそんな私に与えられた千載一遇のチャンス(?)が、「最新ヒマつぶし」によって、逃してしまっているのかも~なんても考えてみたり。。(でもこれがあると、ホントに時間が過ぎるのが早くてイイのよね~)

なもんだから、出会いも楽しみだったりする飛行機に、これ以上「お楽しみ」が増えたりすると、うれしい反面、楽しき出会い率が減少するのでは?とちょっとフクザツだったりもして。。

そうそう、昨日やって来た相方の隣には、ビジンの日本人女性が座っていたそうです。話しかけたかったけど、このビジンさんは「最新のヒマつぶし」に夢中で、話しかけるスキがなかったのだとか。。。

ふふふ。。今回はちょっとこの「最新ヒマつぶし」に感謝(?)です。
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by zefiro04 | 2005-08-24 11:58 | そんな旅もありました
ト-キョ-
ちょっと働いておりました。

なもんで、小銭が入ってくる予定ができ、相方が来日した折には、おごってやるかい。なんて、私としては珍しく太っ腹な気持ちになっております。

個人的には、コジャレタレストランなんてものはお肌にあわないので、怪しいとか妖しいとかヘンとか趣きのあるところを希望。折角の限られた滞在だし、あちらではお目にかかれないようなツボにきそうなところへ連れて行きたいと、頭を悩ませている最中なのであります。

元相撲部屋だった土俵レストランか、それともキル・ビル1でも舞台になったQ・タランティ-ノが愛する和風お食事処か、はたまたガンコ親父がでっかい洗面器みたいなボ-ルに無造作に具をいれてもってきてくれるもんじゃ焼き屋 か・・(ココ、飲み物頼むと「自分で持ってけヨ」とか言われるアットホ-ムな(?)もんじゃ焼き屋さんデス)

う~ム、悩むネ。

で、中々おもしろそうな所を見つけたので、早速相方に報告。「いいとこ見つけたからおごってあげようと思ってるわけよ。どお?」なんて私のココロ暖まる言葉にどうやら感動したご様子。続けて「忍者レストランなんだけど」って言葉には、しばし沈黙。。「ダメだよ。そんな所はダメ。落ち着いて食事ができないじゃない!」とのこと。ハテナ?「だって、タタミの下にニンジャが隠れてるから、いつ飛び出してくるか分からないじゃない。落ち着けないよっ。絶対ダメ!」。今度は私が沈黙。。本気っぽかったので、そのままにしときました。そういう誤解もまた楽しかろうと思いましたので。。

それにしても、東京は面白いとこ満載な街ですよね。
こんな街、世界中を見渡したってそうそうない場所だと思います。

この間から休暇を利用して東京に日本語を勉強しにきている私の教え子からは、連日、驚きのトーキョー体験がメ-ルで送られてきます。それに反して、ある大学生のお兄ちゃんと話しをしたとき、「東京ってつまらないじゃないですかぁ。やっぱぁ、海外行きたいッスよ」ってなことを言うておりました。いやはや残念。思わず握りこぶしで「もったいな~い!」と叫んでしまいました。

やっぱり、近くにあるものは見えにくいものなんですかね。こういう憧れが、日本にヨ-ロッパの街並みをつくってしまったりという需要を生んでいるのかしらん。。とちょっとシンミリしてしまいましたです。あたしゃ、黒壁とか長屋とかがあたり前にある風景なんかが好きなんだけどなぁ。。。ってこれはただの自分の趣味でしたね。スイマセン。。

明日は教え子と会うことになっています。今でも残る池波正太郎の愛したシブイ蕎麦屋にでも連れて行こうかなぁ、と計画中。彼の小説に出てくる愛すべきニッポンをネタに蕎麦をすするってのもなかなかオツな過ごし方かも、とほくそ笑んでみたりもして。。

しかし、相方はどこへ連れて行こうかしらん。
悩ましいけども楽しくもある悩みに、しばし暑さを忘れております。
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by zefiro04 | 2005-08-16 19:59 | そんな旅もありました
うらない
最近、お腹の調子がイマイチであります。
気候のせいなのか、お年のせいなのか。。。

数年前に東京の某所で、当たると評判の占い師さんにみてもらったことがあります。その時に、「お姉ちゃん、将来は胃に気を付けなされぇ。その証拠にホレ、ここに小さなホクロがあるはずじゃ」と、着ていた革ジャンの上から右胸の下を指し示されました。で、帰宅後早速見てみたら、あったんですね。小さなホクロがっ。いやはや驚きましたよ~

なもんで、ちょっと胃が痛くなると、戦々恐々としてしまうのであります。

あるイタリア人の友人が、パソコンで私の星座占いをしてくれたことがあります。ホロスコ-プって言うんでしょうかね。生年月日、誕生時間、生まれた場所をババッと入力すると、私のホロスコ-プが出てきます。それを、500頁はあろうかという説明本を使って熱心に説明してくれました。そんな彼女があるとき、「よく当たると評判のジプシ-がいるから、みてもらいに行こう!」と電話をくれたことがあります。さすがにこれは悪いことでも言われた日にゃぁ一生立ち直れそうもないな、と断りましたが。。

イタリアでは、タロットや星座占いなんかが人気のようです。本屋に行くとこの手の本がずいぶんと置いてあって、需要の高さがうかがえます。

個人的に不思議を感じることは、タロットやホロスコ-プのような占いを信じるヨ-ロピアンは多い気がするのですが、これが幽霊やお化けとなると、信じる信じないは国によってまちまちであるようです。フランス、イタリアでは一般的には信じられていないと聞きますが、イギリスでは信じられていますよね。

『ハリ-ポッタ-』は、そんなイギリスの土壌があってこそ生まれた物語だという気がします。実はイタリアの図書館に行き、司書さんにお願いして、イタリア人作家で大人向けの幽霊やお化けを題材にした本はないかと探してもらったことがあります。子供向けのモノはありましたが数は少なく、日本のモノとは大分に異なる印象がありました。司書さん曰く、「そういったものがあるのは聞いたことがない」とのことでした。もしご存知の方がいらっしゃったら教えていただけるとカンゲキです。

イタリアではM・マストロヤンニが最後の舞台で、亡くなった自分の妻と語る元大学教授の役を演じたとき、当時としては前衛的なスト-リ-として話題になったそうです。日本じゃ昔からよくあるスト-リ-じゃん。って感じですけど、所変われば捉え方も全然違うようです。

私の中では、どちらも窺い知れない"異界"として(でもなぜかココロ惹かれる世界デス)大きな枠組みの中に、霊や占いが一緒に納まっています。子供のころに、「こっくりさん」という、狐霊が知りたいことや未来を教えてくれるという占いに惹かれた記憶があるからかもしれません。

しかし最近は、どこかで畏怖しながらも、興味ひかれるこれらの世界にすっかりご無沙汰です。それは、120%当たっている占いさんは居ない。と思ったこと。でもこれは、ある占いさんに、「あなたは、自分で運命を切り開いてきているね」と言われたときに、運命というのはどうやらある程度は変更&選択可能らしい。と考え、ならば今この時点で未来を予測されてもねぇ・・と感じちゃったんですね。未来への選択の可能性を感じたら、さすがの占いさんでも120%予測するのはムズカシイよねぇ。なんて思ってしまったのです。

運命の選択肢というのは、いくつか用意されているような気がします。もしその選択肢を示してくれ、より良い道に導いてくれるなり、悪いことが予測されていることに対しての対処法を示してくれる占いさんがいたら、ぜひ足を運んでみたいんですけど、「お腹に気をつけなされぃ」の一言で、腹イタになると、「ヤ、ヤバイ!胃がんの前兆かも?!」なんて、ひとり勝手にビクビクしている私には、もし対処法なぞ示してくれなかったら運命に立ち向かえる勇気なぞないんだわよ~と、占い通いを自粛している次第デス(出会いも運ですもんね)。もしこのおっちゃま占いさんが、「正露丸を飲んどけば大丈夫ジャ」なんてなことでも一言添えてくれてたら、今も通っていたかもなぁ(笑)

そういえば、アランの『幸福論』の中で、占いで言われたことはあとから効いてくる。ってなくだりがありました。

マジ、効いてきてマス。。。

なんだか知らないけど、最近"当たり"まくっている腹を抱えて我が腹の運命(?)にちょっとオビエテおります(笑)でも、人生コンサルタントのようないい占いさんがいたら、またちょっと行ってみたいなぁ。なんても思っちゃてます。
ほんと、人生迷いだらけなもので。。
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by zefiro04 | 2005-08-02 14:06


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