伊語とイタリアふつう生活 
by zefiro04
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割り込み
市場の八百屋2軒に、番号並び札機が導入されたのは秋口だったでしょうか。。。

いやぁ、ホントーにうれしかったですよ。

あぁ、今まで何度割り込みに涙したことか。。。くぅう。。
割り込ませまいとして、気合入りまくりで店員さんから「落ち着け、落ち着け、大丈夫ダ。次はお前の番だ」などとイイ年こいて宥められること数回。。。そんな恥ずかしいこともあったなぁ。。ということは、今年前半の努力はこの番号札機の登場でなくなるのね。。。

ということで、下記は今年前半の私の努力レポ-ト(?)であります。

なぜだか割り込みするのは老婦人が多いようです。そして割り込み技術はすでに円熟の極みでありまして、私なんかが太刀打ちできるもんじゃ到底ございません。しかし自分が彼女らのように割り込みできなくても、割り込ませないようには努力しようじゃぁないかっ!ということで、2005年前半は、まずは敵を知る!ということから、行動を観察していたのであります。

1)値札をみる振りをして、客を捌く店員の前へジワリジワリと詰め寄って行く。

2)大抵、腰を曲げながら上記の行動に出る。なもんで、「うっ。怪しい。。」と思っても割り込みを許すことに。。

3)店員の「じゃ、次は誰?」の言葉に反応すると、スクッと背筋が伸び一気に身長が2倍に。その変わり身(?)の妙に驚いている隙に順番を越されてる。熟練になると、ゴボウ抜きも軽々だったりする。この時、熟練VS熟練になると、口論が始まることもあり。

これがザッと大まかな行動パタ-ンとしてあげられると思うのですよ。
で、こりゃカナワン。と思った事例をもうひとつ。。。

その日は10人は待っていたと思うのですが、その全員を軽々抜いってた親子がいたのであります。ちょうど私の番で、お目当ての野菜を指で指し示したとき、私が年老いた母親にぶつかった--!と大声でアピ-ルしたおばちゃまがいたのであります。「あぁ、マンマ、マンマ、大丈夫なの!?」と大芝居。皆があっけにとられている間に、「ナスをキロでしょ。それに。。。」と注文が始まっていたのであります。

スゴイでしょ。このワザ。

なんかこれは匠の世界だな。ってくらい不自然なことを自然にやってのけてました。でもこれって、当たり屋の技術だよね。。

こんなことを自然にやってのけてしまう方々を相手に静かなる戦いを繰り広げていたのでありますね。バカくさっ。なんて思いつつも、かなり真剣でありました。。。なもんだから、この番号札機は僥倖、だったんだなぁ。。。

そうそう、゛キワメツケ゛ともいえるスゴ腕にナポリ駅で会ったことがあります。

なぜだか分かりませんが、イタリア人は切符を人がいる窓口で購入するのがフツーだったりします。なもんだから、場所や時間帯によっては長蛇の列なんてのもザラなんですね。そんな暑い夏の午後の切符売り場の最後尾に並んでいたときのこと。。。

チュ-ブトップを着た、かな~り豊満な黒髪のナポリ美女が最後尾に並ぶ私に声を掛けてきました。「ねぇ、これって切符買うための列?で、あんたが一番最後なワケ?」と聞かれたので、そうだ。と答えると、゛チッ゛と舌打ちしてからおもむろに、長い髪をすべて左肩にまとめあげ、右肩とうなじをあらわにしたのであります。でもって、今度は火のついていない煙草を右手に持ち、「ねぇ、火ぃ貸してくださらない?」なんて列の後方から前方に向かい、露わな右肩とうなじが列に並ぶ人によく見えるように、前へ前へと進んでいったのですよ。。

驚きました。私は。。

で、後方の列の人はこれ以上待ちたくない気持ちもあってか、絶対に「ウン」とは言わないんですが、最前列近くになってくるとそんな気持ちもゆるんでくるのか、火を貸してしまうオッチャマがいたりするんですね。。。で、ここで彼女は火を借り、貸してくれた男性とおしゃべりしながら、かなり短縮された待ち時間を待つのであります。

゛女゛ってのはこうも使えるのね。。。

なんて呆れつつも妙に納得してしまったり。。。で、この彼女、窓口の人に「お金ないんだから、タダにしてよっ!」なんて交渉もしてました。スゴイですね。。あっ、これは流石に成功してませんでしたけど(笑)

自分が旅行者だったら、「なんてぇ、こった」と呆れつつも笑い話で許せたりもするのですが、こういったことが日常生活で当たり前に出会う出来事だったりしたら、笑ってばかりもいられないんですよね。。。とほほ。。。

で、我が日常生活に僥倖をもたらしてくれた番号札機でありますが。。。
先日この八百屋へ行くと、2軒とも番号札機はあるのですが、すでに置物と化しておりました。。。(涙)。。

あぁ、またあの闘いが始まるのですね。。。目下は、人のいない時間帯を狙って買い物をする策へと変更していますが、いつまでもそうもいかないしなぁ。。。

あぁあ、まだまだイタリアーナへの道は険しいようです。。。
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by zefiro04 | 2005-11-26 00:55 | ほんの日常
時制って、大切です。
最近、やっぱりちゃんとイタ語使えないとマズイかも~。。と、ある出来事をきっかけに、またも(一時的?)ヤル気になっております。。。

ある友人が、「ダンナの同僚が、彼の誕生日にクスリをプレゼントとしたのよ!どう思う??誕生日プレゼントにクスリってオカシイじゃないのっ!だから、ダンナにもう彼らとは付き合うなって言ったのよっ!!」と、かなりご立腹でありました。そりゃそうでありましょう。誕生日プレゼントにおクスリってのは。。フツーはよろしくないですよね。。

で、彼女の憤りはまだまだ続き。。。
そりゃぁ、私もクスリやってるわよ。でもイイ年の大人がクスリを誕生日に贈るなんてサイテーよねっ!!」。(ムムム。。?!)。。「ちょっと待った。で。。今もクスリ、やってるの?」と聞いてみると、「やってるわけないじゃないのっ!!」と逆ギレ。

そりゃぁないよ。君の時制がメチャクチャなのが悪いんじゃん。もし私がここで聞き返さないで、誰かに「彼女、クスリやってるんだよ」なんて言ったりしたら、マズイでしょ。。。ってなことで、彼女の怒りはまだまだまだ続く。。なのでありますが、こんなことや、聞き手にパズルを組み合わせてゆくような苦労を強いる時制メチャクチャな友人もおりまして、「せめて、時制の使い分けはきっちりできないとダメだよなぁ」なんて、今更&また思っているのであります。

もちろん、時制に限ったことではありませんが。。話題によっては、時制の取り扱い次第で誤解が生じてしまうこともありますよね。これがもし仕事の上の話しだったら、かな~り痛い。。

しかしイタリア語の時制って、一口に言ってもかなりの法則を覚えなきゃいけません。私の場合はよく使うのだけを覚えて、あとは使い回し。広がりも深みもあったもんじゃありません。とにかく、「よう変化してくれるワ」ってぐらい、色々な形に変化してくれるのですよ。規則形だけでも結構な数なのに、これに不規則形も加わるのですから、すでに私の許容範囲を超えとります。。とほほ。。
  
先日、語学学校の先生が、「日本語や中国語なんて、新聞や本を読むために、トンデモナイ数の文字を覚えなきゃなんないのよ。それに比べたらイタリア語なんて、これだけのアルファベットを覚えたらもう読めるんだから、楽でいいわよ」なんておしゃってました。。。

いやいや、日本語が母国語の私にはその先のイタ語が大変なんですよ。。
なんて言っても、しょうがないか。。。

仮にイタリア人として生まれて母国語がイタ語、でもってひょんなことから日本語を勉強しなくちゃならなくなったら。。あぁ、そんな今更ありえない不毛なこと想像しても、それこそしょうがないですね。。

でもどっちが大変なんだろ?

・・・・

。。。素直に現実を受け入れて地道に勉強しますかね。。。
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by zefiro04 | 2005-11-18 04:43 | ことば
秋の夜長の屏風鑑賞
屏風鑑賞会
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by zefiro04 | 2005-11-10 22:11 | そんな旅もありました
出るべきか、出らざるべきか...
あぁ、また今年もやってまいりました。。相方の職場の年末恒例、ご家族&恋人&婚約者同伴お食事会への出欠確認が。。。

どっかの居酒屋みたいなとこで、会社員のお兄ちゃんが頭にネクタイ巻いてみたり、運が良ければ腹踊り見れたり。。みたいだったらイイんですけど。。。小市民であり、バリバリの庶民である私にはツライんですよね。これ。

とにかく色んなとこから参加者はやって来ます。スイス、イタリアはもとより、ドイツ、フランスからも来てましたね。昨年は。なもんで、「ボンソワ-ル」や「グ-テンア-ベント」なんてのや、お互いに言葉を解せないときには、英語が飛び交っていたりします。

マズイです。。マジで。。。

イタ語も怪しく、英語はすでに終わっている私の語学力で、「ツマでございます。モホホ」なんてのを長時間続けるのはゴ-モンでございます。それにこの食事会、始まりが6時で、全部食事が出終わったのが丁度深夜24時でした。昨年は。。

食事の前の1時間ほどは、ワイングラス片手に歓談。その後はお食事。。となるのですが、またこれも。。長いのよね。。一皿ごとにオ-ナ-の前口上を聞き、一斉に皿の上に被せられた銀の半円の蓋をカパッとはずしてもらってお食事。。。これの繰り返しデス。深夜の12時まで。。

東屋風レストランはとても雰囲気の良いところで、料理もウマッ。ってのには大満足でありますが、とにかくおバカを放出させないようにと、相方に恥かかせちゃいかん。という気負いから、食事会終了後はしばらくグッタリであった上に、笑顔が。。。張り付いておりました。。

な、なんで、笑ってるノォ?」と帰りの車の中で、相方。。
笑ってないわよっ!」と、薄ら笑い張り付いたままの私。。

まっでも、これだけ色々なところから人々が一同に介する場所に居合わせられるのも、私のようなイナカモンにはそうそうできない体験であります。そう考えると、出甲斐のある会ってことも言えるかもしれません。。。(?)。。

それによく見ていると、結構おもしろいです。中には一人での参加者もいるのですが、社交性がないと、いかんせんポツネンとしがちですね。。話し相手を見つけに、会場内をグラス片手にウロウロってなことにもなりかねません。でもこういう人には、主催者の奥方が目を光らせていて、さりげなく声を掛けたりしていました。やるなぁ。。逆にひとりでも絵になる人もいます。また、ひとりの利点(?)を生かして、フットワ-クの軽さを武器に、知り合いを見つけてはニッコリ笑って、「紹介してよ」なんて会話の輪を渡り歩く人もいたなぁ。色々ですね。その点、社交性には欠けるが、同伴者がいる参加者は、上手い具合に場をこなせます。

しかし総じて皆さん、中々の社交家であります。軽々と他国の言葉と話題を操って行くさまを見ていると、自分のヤバサが身を持って実感できます。。そう、前回の食事会後、「来年は、英語もちったぁ話せるようになってるゾ--」なんて誓いをたてたんだっけなぁ。。(遠い目。。)。。もちろん、そんな誓いが果たされることなく、1年経ってしまったのですが。。とほほ。。

そうそう、皆様のお召しものですが。。。
男性陣は、9割方がス-ツ。でも中にはノ-ネクタイでやや胸はだけ気味のセクシ~路線狙い(?)な男性もおりましたね(イタリア人デス。ハイ。。)。

同伴者の女性陣ですが。。ドイツ系はちと野暮ったかったなぁ。。それに対してフランス系は垢抜けてて華やか。ブラジル人の同伴者の女性は妙なエロっぽさがありましたね。イタリア人は見慣れているせいか、フツー(?)でありました。

あっ、私ですか?
私は相方の親戚から定期的におりてくるお下がりの洋服の中から、MaxMaraなんて自分じゃ絶対買わないス-ツで出陣してみましたです。

あぁ、でもどうしよう今年。。
出るべきか、出らざるべきか。。。それが問題なんですよねぇ。。
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by zefiro04 | 2005-11-06 21:29 | ほんの日常


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